こんにちは、自家製ギークあさかわだです。この記事は固形カレールウの作り方をシェアします。
カレールウってすごく便利。溶かすだけであっという間にカレーができるんですもの。
手作りできるんですよ、カレールウも。
作るのがとても簡単で、アレンジや工夫も楽しめます。
見た目も可愛らしく、インスタ映えしそうです。

こんなカレールウです
- 食品添加物・化学調味料不使用
- 具を煮る時に、スープの味つけをする必要がある
- 小麦粉使用ルウはとろみがつけられる
- 玉ねぎメインルウはスパイスカレー向き
味も決まるルウを作る場合は、顆粒コンソメ・調味料を足せば作れると思います。

では、「小麦粉とバターで作る王道のルウ」と、トロみは付きませんが「玉ねぎで作るルウ」の2種類をシェアします。
この記事で分かること
- 小麦粉とバターで作る固形カレールウの作り方
- 玉ねぎで作る固形カレールウの作り方
- 作ったカレールウの使い方
- 自家製カレーを気軽に楽しむための方法3つ
もくじ [表示]
小麦粉とバターで作る固形カレールウ

シェラカップで固めたから円い
材料
材料(4人分)
- 薄力粉 40g
- バター 40g
- お好きなスパイス又はカレーパウダー 小さじ6(大さじ2)
※スパイス量は目安として

スパイスが全然分からないよ!っていう場合は、インドカリー子さんの配分を参考にしてみましょう。
カリー子3つのスパイス(2人分)
- クミンパウダー(クミンの粉末)小さじ1
- ターメリック(ウコンの粉末)小さじ1
- コリアンダー(パクチーの種の粉末)小さじ1
+チリパウダー(辛口・小さじ1/中辛・小さじ0.5)
その他にもこんなスパイスがあります。粉末のほうが扱いやすいです、香りが弱いってこともないですよ。
- カルダモンパウダー
- シナモンパウダー
- オールスパイス
- パプリカ(辛味なし)
- チリパウダー・カイエンペッパー(唐辛子)
- ブラックペッパー(胡椒)
カルダモンの香りが大好きなので、ルウカレーには必ずいれています。
作り方

スパイスのいい香りが!
簡単な流れ
- バターと薄力粉を混ぜ、熱を加える
- 薄力粉に火が入ったらスパイスを混ぜる
- 型に入れ、冷やし固める
step
1バターを溶かす
フライパンを温めて、バターを溶かします。

あっという間に溶けて焦げるので目を離さないで!
step
2火を止め、薄力粉を入れ、すり混ぜる
高温だとダマになりやすいので、一旦火を止めます。
軽くダマを防ぐためにザルで薄力粉を入れます。

神経質にならなくてOK

すり混ぜる
step
3加熱する
弱火〜中火にかけ、混ぜながら火を入れていきます。
焦げないように、しつこく炒めると・・・
ふっ、と突然に粉が水っぽく緩みます。
step
4スパイスを混ぜる
薄力粉が緩むくらい炒めたら、スパイスを混ぜます。
スパイスの香りが軽く立ち、なめらかになるまで炒めます。
step
5型に入れる
型にいれたら、冷凍庫で冷やし固めて完成。

油っぽいので簡単に型から外れる

切ったら固形のカレールウだ!
使い方のポイント
ポイント
- 塩・コンソメ不使用で作ったルウなので、味がしません。
- カレーを作る時は、具を煮る段階で味付けをします。
カレーを作る
野菜や肉を炒めます。
生姜、ニンニクのみじん切りを入れると香りが良いです。
鶏ガラスープ・コンソメ・ブイヨンなど、旨味のあるスープで煮ます。
顆粒だしを使いたくない人は、ほぼ鶏ガラスープを試してみてください!
塩やウスターソースでスープを濃いめに味つけます。
最後に、ルウを溶かして完成です。

ひき肉と玉ねぎのカレーなら10分でできる
溶かしてから、さらに火を入れる
薄力粉の粉っぽさが残る事が多いので、ルウを投入した後に再度加熱します。
玉ねぎで作る固形カレールウ
小麦粉を使用しないカレーを作る時に便利な、玉ねぎベースの固形ルウです。
そもそも小麦粉を使用しないので、ルウと呼ばない方が良いのかもしれません。
スパイスペーストを凍らせて、わざわざカットしてキューブ状にした物・・・という感じですね。
一応、この記事の中では固形ルウと呼んでおきます。
材料
スパイスについては前述した通りです。小麦粉とバターが玉ねぎに変わります。
基本の材料(4人分)
- 玉ねぎ 2個
- お好きなスパイス又はカレーパウダー 小さじ6(大さじ2)
※スパイス量は目安として
他に隠し味系の材料やハーブも混ぜることができます。
- りんご
- パクチー(コリアンダー)
- 黒蜜や蜂蜜
- コーヒーパウダー
- トマトピューレ

作り方
step
1玉ねぎをピューレ状にする
玉ねぎを粉砕します。ブレンダーでもみじん切りでもOK。
他に野菜や果物を使いたい時も同様にペースト状にしておきます。
step
2スパイスの準備
これらをフライパンで煎ります。少し濃い色になり、香りが立ちます。
(省略しても問題ありません)
step
3玉ねぎを炒め煮する
玉ねぎを炒めて火を通します。飴色玉ねぎになるくらいしっかり火を通します。

飴色になるとコクがでますが、とりあえず生で辛くなければいいと思っています。
step
4スパイスと合わせる
玉ねぎが煮えたら、スパイスと合わせます。
調味料を入れる場合は、この時にいれます。

ウスターソースをIN
step
5型に入れて凍らせる
タッパーやバットに入れて凍らせます。

簡単に外れます
完成です!
使い方と注意
ポイント
- 薄力粉を使っていないので、とろみはつかない
- 溶けると粉砕された玉ねぎが解れる。舌触りが悪く、スープ系には向かない
- スパイスカレーやカレーチャーハンなどに適
余談ですが、スパイスカレーというのは所謂「ルウ」を使わずに作るカレーの総称なんだそうです。
でも、インド・タイなどの現地カレーは含まれないとのこと。
インドやタイのカレーに影響を受けつつ、ルウを使わずに、スパイスを使って自由に作られたカレー・・・ってことでしょうか。
(情報元:スパイスカレーって、なに!? インド料理店では使ってはいけないってホント!? カレーマニアが解説!/Oggi.jp)
スパイスカレーを作る
まずは、にんにく・生姜を炒めます。

写真はにんにく・パクチー・生姜・激辛南蛮・玉ねぎのペーストを凍らせたもの
固形ルウを入れて、こちらも解凍します。
ほぐれてきました。ウスターソースを入れて作ったルウなので、もういい匂い。
ひき肉を入れて炒めます。
トマトピューレでとろみと酸味を加える作戦です
なんだか色がいまいちなので、ターメリックを追加しました。
ココナッツミルクも入れてみました。これでもっと黄色くなるでしょう。

ココナッツミルクは熱するとグリーンがかった黄色になる
ご飯にのせると色気が無いけど、メチャウマカレーでした。
バター・小麦粉不使用でライトかと思いきや、ココナッツミルクの香りとコクがあります。

ウスター入で味付け不要でした。

自家製トマトピューレが切れたあとは、こちらのトマトピューレを使っています。
自家製のカレーを楽しくする3つの方法

カレールウの売りってなんだと思いますか?
形の可愛さ・・・ではないですよね。
お鍋にぽんと入れるだけで、カレーができる。この手軽さを求めてカレールウを買うんだと思います。
カレールウは難しくないです、簡単に作れます。
ただ、もっと簡単にルウ不使用カレーを作る方法が色々あるので、作り続けるに至らなかったのだと思います。
簡単にルウカレーを楽しみたい!という目的の方にはこちらがおすすめ
また、本格的さが欲しい方はこちらがおすすめ
コンソメスープに困っている方はこちらがお役に立てるかと思います
まとめ カレーの固形ルウは作れるが、私には必要なかった

スパイスと薄力粉を混ぜて置くと早い
簡単さを求めるのであれば、ルウじゃなくてもいいなというのが個人的な感想です。
ルウづくりに必然性がなかったので継続しませんでした。
まとめ
- 固形のカレールウは簡単に作れる
- 小麦粉+バター+スパイス=一般的な固形ルウ
- 玉ねぎ+スパイス=小麦粉不使用カレー向けの固形ルウ
- スパイスはクミン・ターメリック・コリアンダー+チリペッパーが基本
- コンソメスープの素の代用として「ほぼ鶏ガラスープ」がおすすめ
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!