結果は意外?お弁当箱の油汚れ落とし:洗剤原液、セスキ炭酸ソーダ、お湯浸け置きで比較!

方法1:洗剤の原液をかけ、振る

使用したお弁当箱はフードマンミニ。何度洗ってもぬめりが取れず、半分諦めもありスッキリしないまま使っていたお弁当箱です。最初に汚れをキッチンペーパーで拭き取ります。その後、洗剤を原液でかけて水をお弁当箱の1/4ほど入れ、蓋を閉めて振ってみました。ちなみに洗剤は、台所用合成洗剤を使用。面白いほど泡立ち、真っ白な小さな泡がたくさんできました。

お弁当箱を水で流すと、スポンジ等は使わなくてもキュッキュッと音がするほどキレイに!特に時間もかからないので、密閉できるお弁当箱を急いで洗いたいときは、この方法が役立ちそうです。ただ、個人的には洗剤残りが少し心配で、最後に他の食器類と一緒にもう一度スポンジで軽くこすって洗い流しました。またどうしても濃い洗剤に触れることになるので、手袋をした方が良さそうです。

方法2:セスキ炭酸ソーダ

方法2:セスキ炭酸ソーダ

ナチュラル洗剤として知られている「セスキ炭酸ソーダ」を、今回初めて買ってみました。重曹よりも少しアルカリ性が強いため汚れ落としの効果が強いのだそうです。その分、重曹よりも手荒れをしやすいということになるので、肌が弱い場合は気を付けた方がいいと思います。セスキ炭酸ソーダは、油脂をある程度乳化できたり、タンパク質をある程度分解することができたりする効果があるとか。

使用したお弁当箱はキャラクターもののプラスティック製のお弁当箱です。キッチンペーパーで汚れを拭き取った後に実験を開始。40度程度のお湯にセスキ炭酸ソーダを入れ、お弁当箱を浸しておきました。分量はお湯3リットルあたり、大さじ1。セスキ炭酸ソーダはサラッと溶けます。もしお湯の温度を高めに設定したい場合は、手荒れをしやすくなるので、ゴム手袋を使った方がいいでしょう。

お弁当箱をつけておくこと1時間。元々の汚れがひどかったのか、セスキ炭酸ソーダだけでは完全にぬめりが取り切れず、浸けた後に軽く洗剤で洗うとスッキリしました。今までは2度洗いすることも多かったので、軽く洗う程度でいいというのでも助かります。

方法3:浸け置き

方法3:浸け置き

米のとぎ汁に浸けておくといいという情報もありましたが、今回は手軽さを優先してお湯への浸け置きで試してみました。使用したお弁当箱は、プラスティック製で、方法2で使用したお弁当箱と同じ料理(チャーハンなど)を入れたものです。ただ、方法3に使ったお弁当箱の方が、ぬめりは強かったです。お弁当箱をキッチンペーパーで拭いた後、方法2と同程度の温度のお湯に、一晩浸けておきました。

結果は意外!?洗剤は要らないのではと思うほど、きれいになっていました。お弁当の蓋もパッキンもぬめりナシ。念のため軽く洗剤で洗いましたが、簡単でエコでいいことばかりだと思いました。強いて言えば、浸け置き時間が長いのが状況によってはネックになりそうです。翌朝洗う形だと、翌日もお弁当が必要な場合は、少しバタバタしますから。

まとめると、時間的な余裕がある場合は「方法3:浸け置き」がおすすめです。密閉できるお弁当箱で急ぎの場合は「方法1:洗剤の原液をかけ、振る」、夜のうちにお弁当箱を洗っておきたい場合は「方法2:セスキ炭酸ソーダ」もいいと思います。

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