おせちはレンジで作れる!華やか&おいしい「ワンプレートおせち」のレシピ
レンジで作ればカンタン&おいしい!「ワンプレートおせち」のススメ
おせちといえば「買う派」「実家で食べる派」のみなさん、今年は「手作りおせち」に挑戦してみてはいかが?
おせちというと、手間がかかって難しいイメージだが……電子レンジを活用すれば、時短&簡単に作れる。
電子レンジだとおいしく作れなそう、と思うかもしれないが、火加減の調整がいらず、味が染みるのも早いので、むしろおせち作りにはうってつけのツールなのだ。
レンチンおせちなら、定番のおせち料理を5品作っても所要時間はなんと1時間!できた料理をお皿に盛りつける「ワンプレートおせち」ならお重もいらないので、手軽におせち料理にトライできそう。
これなら、高い市販のおせちを買わなくても、素敵なお正月が迎えられるはず!年末年始はレンチンおせちでおいしく節約&手抜きしよう!
簡単レンチンおせちのレシピ①.カラフルな断面でおせちの主役に!「牛肉の八幡巻き」
ごぼうは地中に深く根を張ることから、「家や家業がしっかり根付き安定するように」という願いが込められているそう。そんなごぼうを肉で巻いた「八幡巻き」は、縁起のよさと華やかな見た目からおせちの定番料理に。
甘辛ダレをまとった肉と野菜は鉄板のおいしさ。おせちだけでなく、ふだんのおかずやお弁当にも活躍する1品だ。
材料(4本分)
牛肉(薄切り)=150g
にんじん=1/3本
いんげん=8本
ごぼう=1/3本
片栗粉=小さじ2
塩・こしょう=少々
<タレ>
しょうゆ=大さじ1
砂糖=大さじ1
酒=大さじ1
作り方
①. にんじん、ごぼうは皮をむき、いんげんと同じくらいの長さに切る。にんじんは1cm厚にスライスし、1cm幅に切る。ごぼうは十字に4等分する。いんげんはラップをかけ500Wの電子レンジで1分、にんじん、ごぼうは1分半加熱する。
②. 野菜の幅とだいたい同じくらいに牛肉を広げ、塩・こしょうをふる。いんげん2本、にんじん、ごぼうを1本ずつ置き、端から巻いていく。片栗粉を全体にうすくまぶす。
③. 底の深い耐熱容器に<タレ>の材料をすべて入れ、軽く混ぜたら②を並べる。ラップをふんわりかけて、電子レンジで2分加熱する。いったん取り出し、裏返したらふたたびラップをかけ、電子レンジで1分半加熱する。
④. しばらくそのまま置き、あら熱がとれたら両端を切り落とし、長さを半分に切ってできあがり。
簡単レンチンおせちのレシピ②.ツートンカラーが美しい!「錦玉子」
黄身と白身の2色が美しい錦玉子。その2色が金と銀にたとえられ、縁起のよいお正月料理とされている。しっかり甘めに仕上げるので、最初は「……ん?」と思うかもしれないが、食べていくうちにクセになるおせち料理の箸休め的存在だ。
明るい色合いで食卓をパッとあでやかにしてくれるので、ぜひおせち料理にプラスしてみて。
材料(10~12cm容器1個分)
卵=4個
砂糖=大さじ4
塩=ふたつまみ
作り方
①. 卵を割り、白身と黄身とに分けてほぐしておく。
②. ふんわりとラップにかけ、500Wの電子レンジで1分半~2分加熱する。
③. 白身、黄身をそれぞれこし器やザルにかけて裏ごす。
④. 砂糖を半分に分けてそれぞれに加え、塩をひとつまみずつ加えてよく混ぜる。
⑤. 容器にラップを敷き、白身、黄身の順に詰めたら表面を平らにならし、ラップをかけて電子レンジで1分半加熱する。完全に冷めたら切り分け、できあがり。
次のページでは、松風焼きや田作り、紅白なますなどの定番おせちをご紹介!