✧豆腐などは毎日の様に食べますが、<にがり>は2004年頃にダイエットで話題になりました。
実はこれも食品添加物の一種だったのですね。
実はこれも食品添加物の一種だったのですね。
②必要、目的
食品添加物はどんな目的で使われるものなのですか?
・食品を製造または加工するときに必要なもの
・食品を形作ったり、独特の食感を持たせるために必要なもの
・食品の色に関するもの(色をとったり、着けたりするもの)
・食品の味に関するもの(うま味、甘味、酸味等の味を付けるもの)
・食品の栄養成分を補うために必要なもの
・食品の品質を保つために必要なもの
③表示方法
食品添加物の表示方法
●物質名で表示する
食品添加物は、原則として物質名を表示することになっています。
例) 化学物質名 L-アスコルビン酸
簡略名 アスコルビン酸、V.C
●用途名を併記する
保存料や甘味料など8種類の用途に使われるものは、消費者の選択に役立つ情報として、その用途名を併せて表示することになっています。
この場合は、「保存料(ソルビン酸K)」、「甘味料(ステビア)」のように、用途名と物質名を表示しています
●一括名で表示できる
添加物表示は個々の物質名を表示するのが原則ですが、次の14種類の用途で使用する場合には、使用の目的を表す「一括名」で表示することが認められています。例えば、微量の物質を調合して作られる食品用香料は、配合した物質全てを表示するよりも、「香料」と表示した方がわかりやすくなります。
●表示が免除される
栄養強化の目的で使用される添加物と、加工助剤、キャリーオーバーに該当する添加物は、表示が免除されています※。
●バラ売り食品への表示
店頭でバラ売りをする食品については、食品衛生法上の表示の義務がありません※。
✧科学物質名って難しいですよね。もっと簡単に解りやすくできないのでしょうか。
無添加と安全の関係!!
無添加=安心というわけではない。
食品の場合は、「保存料」が嫌われがちですが、保存料を使用することで、食品の腐敗を防ぎ、長持ちさせることができます。
「防腐剤無添加」「保存料無添加」としていても、かわりに腐らないための化学的な処置が行われている可能性も考えられます。ですから、「無添加=安心」と、イメージだけで安易に捉えるのではなく、何が無添加なのか、かわりにどのような成分が使用されているのかを自分で確認することが大切です。
食品安全の現状!!
大昔から食品の最大の危険は、食中毒でした。厚生労働省の統計を調べてみると、終戦後の1955年頃、日本は食中毒で亡くなってしまう人が数百人もいました。安全な食品をおなかいっぱい食べること、それが戦後の日本人の夢でした。そんな中で、食中毒の減少に非常に大きな役割を果たしたのが、冷蔵庫と保存料です。
✧「身体にいい食品は何か」
という点だけで考えると、添加物の入っていない食品が一番安心なのかもしれません。
しかし、現状は添加物が入っているおかげで、食材の品質を生かし安全に食べられる食品にしているという事もある様子。
添加物については、難しい問題だと思います。アレルギーを持っている方など、特に大変な事が想像できますが、私たち自身も自分でしっかり見極めることが大切なのではないでしょうか。
という点だけで考えると、添加物の入っていない食品が一番安心なのかもしれません。
しかし、現状は添加物が入っているおかげで、食材の品質を生かし安全に食べられる食品にしているという事もある様子。
添加物については、難しい問題だと思います。アレルギーを持っている方など、特に大変な事が想像できますが、私たち自身も自分でしっかり見極めることが大切なのではないでしょうか。