2021年11月2日 更新

いざというときのために!災害時の応急手当知識を少しでも身に着けておこう

災害時の応急手当は、けがや病気を「治す」ためではなく「今以上に悪化させないこと」が目的。こちらでは、災害時の正しい応急手当や搬送方法などをご紹介していきます。いざという時のために落ち着いてできるように、止血、骨折、やけどの応急手当の方法を覚えてお きましょう。

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災害時の応急手当が必要になる状況とは

災害時は傷病者が同時に多数発生。医療機関はオーバーフロー、救急救命道具も不足してしまいます。

阪神・淡路大震災のときに、街のなかで懸命に救援活動を行った多くの人が、当時「薬が足りなかった」「包帯や三角巾、担架といった普段病院に行けば必ずある救急救命の道具もほとんど手に入らなかった」と証言しています。

平常時と異なり、災害時はたくさんのけが人が同時に発生するため、そういった応急手当てや救急救命のための専門の道具が圧倒的に足らなくなり、入手困難になるのです。
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こうした状況は、今後国内で発生する地震災害の際にも同様の事態が想定され、そのための準備が必要であることは間違いありません。

ですので、専門の道具が手に入らなくても、身の回りにあるごく一般的な生活雑貨などを使って、応急手当が出来る知識を身に着けておくことが重要だと考えます。
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災害時に想定されるけが・病気の例

◆地震

破損したガラスによる出血。

落下物による打撲・骨折、頭部強打で意識障害。

転倒したストーブからの出火によるやけど。長時間の家具の下敷きによる意識障害 など
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◆台風

瓦・看板など飛散物による骨折・打撲・出血。

強風での転倒による骨折・捻挫。

転倒した看板の下敷きで脊髄損傷 など

◆火災

炎によるやけど。

避難時の転倒による骨折・捻挫 など
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応急手当の目的

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