2025年1月6日 更新

口呼吸はお子さんの成長に悪影響!その理由と改善策

ふと気がつくと、お子さんが口をポカンと開けていませんか?鼻呼吸できず、口呼吸をする子供が最近増えているようです。子どもが口呼吸をしていたら要注意!成長に悪影響を及ぼすかもしれません。

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口呼吸について

人間は呼吸を無意識に行っています。

鼻呼吸or口呼吸、自分はどっちだと問われれば、ほとんどの方が、「自分は鼻呼吸」とお考えかもしれません。

しかしながら、無意識にお口で呼吸をしている方は実はとても多く、日本人の半数以上は口呼吸で
小学生以下では、8割が口で呼吸しているといわれています。

口呼吸とは、鼻咽頭腔(鼻から喉までの部分)が狭くてうまく鼻呼吸できず、お口で呼吸すること。

その原因として、上あごの形といった解剖学的な要素や鼻炎のように鼻咽頭腔をふさいでしまう病気のほか、習慣によるものなどが指摘されています。

口呼吸は悪いことばかりと断言できるわけではありませんが、長期にわたって慢性化してしまうと様々な問題も生じてきてしまうのです。
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口呼吸をしている子どもの特徴

お子さんが「口呼吸になっているかも」と思ったときは、以下のような特徴があるかチェックしてみましょう。

◎常に口が開いている
◎姿勢が悪い
◎音を立てて食べる
◎いびきをかきやすい
◎風邪をひきやすい
◎唇をなめる
◎滑舌が悪い

常に口がポカンと開いているお子さんは口呼吸になっている可能性が高いかもしれません。

また、口呼吸は乾燥を招くので唇が乾燥していて白っぽくなっていたり、唇を舐める癖が見られたりします。
風邪をひきやすくなる場合も考えられます。

ほかにも、食事中に音を立てて食べたり、息がしづらそうにしていたりするケースでも口呼吸になっている可能性があるといえるでしょう。
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口呼吸になる理由

こどもが口呼吸になってしまう原因は、なんなのでしょう?

なんらかの原因で鼻呼吸が困難な可能性や、歯並びや顎の形など口周りが影響している可能性も考えられます。

◆扁桃肥大

扁桃肥大とは、のどの奥に位置する口蓋扁桃(一般的には扁桃腺と呼ばれる)というリンパ組織が、普通よりも大きく膨らんでしまった状態のこと。

扁桃腺が肥大すると、鼻からの空気の流れが妨げられてしまい、こどもは自然と口を開けて呼吸をするようになるのです。

さらに、扁桃腺の肥大は舌の位置や動きにも影響を与えることがあり、このような症状が見られる場合には、扁桃腺の摘出手術が検討される場合もあります。

しかし、扁桃腺の肥大はこどもの成長と共にピークを迎え、10~12歳頃を境に徐々に大きさが減少することが一般的です。
そのため、必ずしもすぐに手術が必要なわけでもありません。

もし、お子様の呼吸や扁桃腺に関して心配ならば、専門の耳鼻咽喉科での診察や相談をしてみましょう。

◆鼻炎

こどもが口で息をすることが多くなる原因には、風邪やアレルギー性鼻炎などが影響していることが多いようです。

これらの疾患により、鼻の通りが悪くなってしまい、鼻からの呼吸が困難になるため、代わりに口を使って呼吸するようになるのです。

特に、アレルギー性鼻炎が長く続くと、口での呼吸が習慣化してしまうことが多いです。
口呼吸が習慣となってしまう前に、原因となる病気をきちんと診察し、治療を進めることが大切でしょう。

◆歯並びや顎の形

こどもの口呼吸の背後には、歯並びや顎の成長の問題が隠れていることも。

次の項で、口呼吸が歯並びの乱れに影響を与えるとお伝えしますが、実はその逆も存在し、歯並びや口の構造が原因で、こどもが口呼吸するケースもあります。

特に、出っ歯(上顎前突)のこどもは、唇をしっかりと閉じることが難しく、結果として口を開けて呼吸することが多くなってしまいます。

さらに、上顎の形成が狭く、舌が正常に位置するスペースが不足している場合も、口を自然と開けてしまう傾向が見受けられます。
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ruru ruru

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