2025年1月6日 更新

口呼吸はお子さんの成長に悪影響!その理由と改善策

ふと気がつくと、お子さんが口をポカンと開けていませんか?鼻呼吸できず、口呼吸をする子供が最近増えているようです。子どもが口呼吸をしていたら要注意!成長に悪影響を及ぼすかもしれません。

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口呼吸が及ぼすデメリットとは?

ヒトは本来、正常な生理を維持するために、鼻呼吸をするようにできています。
口呼吸のままでいると、以下のような悪影響を及ぼすことが指摘されています。

◆歯並びが悪くなる

私たちの舌は、本来ならば口の中の上顎側にあたっていますが、口呼吸が癖になっていると空気を通すために口が開いているので、舌の位置が下顎の方にだらんと下がっていることが多くなります。

顎の骨の適切な成長を促し、歯並びを綺麗な並びに整えるには、舌が適切な位置にあり、唇や頬の力による圧力のバランスが保たれていることが大切でしょう。

しかし、口呼吸だと上顎がきちんと発達しにくくなり、唇の筋肉の力も弱くなってしまうため歯並びが悪くなるリスクが考えられます。

また前歯が前に突き出る「出っ歯(上顎前突)」や、歯がバラバラの方向に生える「叢生(そうせい)」などの原因となる可能性も指摘されています。

◆口臭がしやすい

口臭の原因は様々ですが、「口の臭い」と書くように、多くはお口の中に原因があります。

口呼吸により唾液が減少すると、唾液の自浄作用が弱くなり、食べ物やプラーク(細菌の塊)が歯と歯の間などに残りやすくなります。

お口の中が乾燥することで、さらに細菌が繁殖しやすくなるため、口臭の原因となります。

◆虫歯・歯周病になりやすい

口呼吸が癖になっていると、口の中が乾燥しやすくなって細菌が繁殖する原因となり、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。

「唾液」は食べカスや汚れなどを洗い流してくれる自浄作用や、口腔内を潤し細菌の増殖を抑える抗菌作用を持っています。
しかし、乾燥状態が続くと唾液の分泌量が減少し、これらの作用が働かず細菌が繁殖しやすい環境になるのです。

また歯並びが悪いと、汚れが溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクはさらに高くなってしまい、悪循環を引き起こしてしまいます。

子どもの口呼吸の危険性について ~ クローバー歯科クリニック

◆風邪をひきやすい

鼻呼吸の場合、鼻毛や鼻水でウイルス・細菌の侵入を一定程度防ぐことができます。

一方口呼吸の場合、ウイルス・細菌の侵入を防ぐ機能が備わっていないため、風邪をひいたり、感染症にかかったりするリスクが高まります。

◆顔貌が悪くなる

お口の周りには、多くの筋肉がついており、口を動かす筋肉以外にも、表情を作る筋肉も含まれます。

口呼吸の方は、お口周りの唇や頬の筋肉が弱いことが多く、ぽかんとお口を開けたままのだらしない口元になります。

また、表情筋も弱いことが多く、感情に乏しい顔貌になります。

◆アレルギーになりやすい

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ruru ruru

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