さわさわ もみじ
「さわん さわん さわさわさわさわさわ」これは、風が吹いて金色やまっ赤に紅葉したもみじさんが、空に飛び出している音。
「ぽとん ことん ぽとん ことん」これは、大きな木からどんぐりくんがおっこちている音。
「ひゅるるるるるる」そのうち、冷たい風が吹いてきて…
「ぽとん ことん ぽとん ことん」これは、大きな木からどんぐりくんがおっこちている音。
「ひゅるるるるるる」そのうち、冷たい風が吹いてきて…
まるで今お出かけをしているかのような感覚になる、不思議な絵本。
実際に外に出て、秋の空気を感じたくなるような作品です。
実際に外に出て、秋の空気を感じたくなるような作品です。
季節感のある絵本を保育にと日ごろ考えています。このシリーズはぴったり。情緒もあり、絵も素敵で、擬音も心落ち着きます。
おちばいちば
さっちゃんが、ドングリのお馬さんに乗ってやってきたのは、なんとも不思議な「おちばいちば」。
木の実でつくったごちそうや、おちばのスカート、ずらりとならんだおちばの魚など、さっちゃんはにぎやかな市場を大満喫。
するとそこへあらわれたのは、大きなキツネ! はっぱを頭にのせると……。
木の実でつくったごちそうや、おちばのスカート、ずらりとならんだおちばの魚など、さっちゃんはにぎやかな市場を大満喫。
するとそこへあらわれたのは、大きなキツネ! はっぱを頭にのせると……。
秋をいっぱい感じられる、わくわくする気持ちになれます。可愛いくて何回も読みたくなります。
落ち葉
雪深い黒姫山の山麓に住んで、ひたすら落ち葉を見つめ、水彩絵具を用いて、原寸大で描きつづけてきた著者の、数百点の落ち葉の絵のなかから厳選した「落葉美術館」の開館。
落葉の美しさが堪能できる1冊
落葉の美しさが堪能できる1冊
とにかくイラストが上手ですばらしく、大人が見ていても見応えがあるといいますか、落ち葉のリアルさを感じます。
絵本のよさは、イラストからもたくさんのものを感じられることも、絵本の醍醐味の1つだと、改めて感じられる絵本でもありました。
秋にもぴったりな1冊ですね。