2021年7月22日 更新

落雷から身を守るために!雷について学んでみよう

季節問わず発生する「雷」。雷による死亡事故は毎年発生しています。特に積乱雲が発達する夏場に多く発生し、レジャー中の落雷の被害が目立ちます。落雷は身近な現象であり、その危険は私たちといつも隣り合わせ。雷から身を守るための正しい知識を身に着け、役に立てましょう。

1,849 view お気に入り 0
雷鳴が聞こえるなど雷雲が近づく様子があるときは、落雷が差し迫っています。

速やかに安全な場所へ避難することが、雷から身を守るために有効です。
 (79406)

落雷は屋内外で注意が必要です。
雷が発生したときは以下のような安全な場所に避難しましょう。

・車の中

・鉄筋コンクリートの建築物

・戸建て住宅



反対に、以下のような開けた場所は雷害に遭う可能性が高まるので、注意してください。

・海岸、海上、湖上、砂浜

・グラウンド、テニスコート、ゴルフ場、プール、河川敷
 (79407)

●屋外にいる場合

1.頑丈な建物や、車の中に避難する

2.背の高い木からは4m以上離れる

3.周囲より背を低く保つ

4.長い物を高く持ち上げない
 (79408)

屋外で落雷のリスクを下げるためには、なによりもいち早い行動を心掛けましょう。

遠くから雷鳴が聞こえ始めたときに、速やかに避難行動をとることが大切です。

音は1秒間に約340メートルも進みますので、稲光を見てから音が聞こえるまでに少し間隔があったとしても、数キロ先では雷が起きている可能性があります。

屋外での避難時は、雷鳴後30分たって次の雷鳴が聞こえなくなるまでは、屋外に出ないようにしましょう。
樹木の周囲は樹木への落雷に巻き込まれる場合があるので危険です。
 (79409)

●安全な空間に避難できない場合の対応

近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。
高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。
 (79403)

54 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

突然発生する竜巻から身を守るために、知識を備えておこう!

突然発生する竜巻から身を守るために、知識を備えておこう!

竜巻はなんとなく外国で多いイメージがあり、「日本ではあまり起こらない」と思っていませんか?しかし意外と感じるかもしれませんが、日本では夏から秋にかけ、平均すると1週間に1回は起きている身近な災害なのです。こちらの記事では、竜巻についてお伝えします。
ruru | 741 view
楽しく学ぼう!子どもから大人までおすすめの防災ゲームやクイズのアプリ・サイト

楽しく学ぼう!子どもから大人までおすすめの防災ゲームやクイズのアプリ・サイト

防災・減災を楽しみながら、ゲーム感覚で知識を学べるっていいですよね。こちらでは、ゲームやクイズで防災を学ぶことが出来るアプリやオンラインサイトをご紹介しています。ちょっとした待ち時間などに、お子様と一緒にやってみてはいかがでしょうか?
ruru | 4,398 view
「警視庁災害対策課」が教える、防災の豆知識10選

「警視庁災害対策課」が教える、防災の豆知識10選

警視庁警備部・災害対策課のツイッターをご存知ですか?災害発生を想定し、いざという時に役立つ防災情報を発信しています。その中から、人気ツイートを選りすぐり、10項目ご紹介します。
ruru | 11,416 view
突然の集中豪雨対策どうしますか?身を守るためのメカニズムと対策!

突然の集中豪雨対策どうしますか?身を守るためのメカニズムと対策!

突然の豪雨にビックリしますね。そんな時でも慌てず対処出来たら心配ないです。豪雨のメカニズムを知る事で備えも出来るかもしれません。
yokoppe | 4,969 view
【2024版】お口の防災◆歯磨きができないとき役に立つグッズ8選

【2024版】お口の防災◆歯磨きができないとき役に立つグッズ8選

災害時でも歯のケアはもちろん大切ですが、断水時、水が不足すると飲料水が優先され、貴重な水を歯みがきに使うことが難しくなってきます。そんな時には、歯みがきができなくとも歯をきれいにできたり、水を使わないもしくは水が少なくても歯磨きできるグッズをまとめました。
ruru | 12 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ruru ruru

おすすめの記事

今注目の記事