2022年7月6日 更新

突然発生する竜巻から身を守るために、知識を備えておこう!

竜巻はなんとなく外国で多いイメージがあり、「日本ではあまり起こらない」と思っていませんか?しかし意外と感じるかもしれませんが、日本では夏から秋にかけ、平均すると1週間に1回は起きている身近な災害なのです。こちらの記事では、竜巻についてお伝えします。

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竜巻とは

竜巻は、非常に発達した積乱雲によって発生する激しい風の渦巻きです。

多くの場合、竜巻は上から伸びる柱のような形の雲を伴います。
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直径数十メートルから数百メートルで、非常に速いスピードで数キロメートルに渡って移動します。
過去に時速約90キロメートルを記録したこともあります。
そのため、短時間で、狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらすことも。

日本でも、近年、竜巻によって住宅地などが甚大な被害を受ける災害が度々発生しています。
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竜巻はいつ発生しやすいの?

日本では、竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧などに伴って、季節を問わず発生しています。

特に、積乱雲が発達しやすい台風シーズンの9月、10月に、竜巻の発生確認数が多くなっています。
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竜巻が近づくサイン

竜巻は、地震とは違い発生のサインもあります。
周りの天気が次のように変わってきている場合には積乱雲が近づいている兆しなので、竜巻等が発生しやすい状況にあります。注意してください。

●真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる
●雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする
●ひやっとした冷たい風が吹き出す
●大粒の雨や「ひょう」が降り出す
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異変を感じたら、室内への避難や車の保護を素早く行うようにしましょう。

竜巻による被害の特徴は?

竜巻の恐ろしさは、巻き上げられた瓦(かわら)や看板などが猛スピードで飛んでくることです。

こうした飛散物に当たると、命を落としたり重軽傷を負うことも考えられます。
頑丈な建物の中に早めに避難をして、さらに窓ガラスから遠く離れてください。

物置や車庫、プレハブは建物ごと壊される可能性があり危険です。
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