例・「地震や火事が起こったときは、怖くなって走って逃げたくなるよね。でも、走るとケガをしたり、迷子になってしまったりすることがあります。先生の話をよく聞いて、一人だけで動かないでね。」
し=「しゃべらない」
地震が起きたときにおしゃべりをすると、どのようなリスクがあるのか、子どもたちにわかりやすい言葉で伝えましょう。
例・「地震や火事が起こったときはこわくなって、びっくりしてしゃべりたくなることもあるよね。でも、友だちとしゃべってしまうと、先生のお話が聞こえなくなってしまいます。火事のときは口の中に煙が入ると、苦しくなっちゃって危ないんだよ。」
も=「戻らない」
子どもたちが不安にならないように、なぜお部屋に戻ってはいけないのかをしっかり説明してあげます。
例・「地震や火事が起こったときは、逃げた後に自分のバックやハンカチを忘れて戻りたくなることもあるよね。寒くて、忘れたジャンバーを取りに行きたくなるかも。でもね、戻ってしまうとドアが開かなくなったり、ガラスが割れていたりとっても危ないのよ。だから、勝手に戻るのはやめようね。お部屋に戻るときは、先生がちゃんとお話しするから、そのときに戻ろうね。」
ち=「近づかない」
子どもたちの中には、好奇心旺盛な子も中にはいます。危険なものほど近づいて見てみたいという子も中にはいるでしょう。
地震が起きるとどのような場所が「危ない」のか、具体的に話をするとよいかもしれません。
地震が起きるとどのような場所が「危ない」のか、具体的に話をするとよいかもしれません。
例・「地震が起こると保育園にある棚が壊れたり、いろいろなものが落ちてきたり、ガラスが割れたりすることがあるかもしれないよね。そこに近づくと転んだり、割れたガラスを踏んだりしたらケガをして危ないよね。
それに給食室から火が出て、火事になることもあるんだよ。危ないところは先生がお話しするから、近づかないようにしようね。みんなでケガをしないように気をつけよう!」
それに給食室から火が出て、火事になることもあるんだよ。危ないところは先生がお話しするから、近づかないようにしようね。みんなでケガをしないように気をつけよう!」