2022年4月13日 更新

自治体の「産後ケア事業」って知ってる?こんな良い支援使わないのはもったいない!!

出産後のお母さんや赤ちゃんが安心して過ごせるように自治体がサポートしてくれる「産後ケア事業」。意外と知らないママさんも多いようです。この記事では、「産後ケア事業」とはどのようなものか、使用したママたちのSNSでの声もお届けします。

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産後ケア事業の対象ママは?

産後ケア事業を利用できるママは、自治体によって微妙に違うようです。

利用できる期間は、2021年2月時点では産後4か月程度までが中心ですが、4月以降は産後1年未満の方へ対象が広がっている地域もあります。

様々な自治体のホームページを見ると、

「家族等から十分な家事及び育児の援助が受けられない、産後に心身の不調または育児不安がある」

という感じのところが多かったですね。
 (95828)

ですが、両親とともに同居していても、受けられている例もありました。

また、育児に悩み自治体に相談したら、「産後ケア」の宿泊型を紹介されたという方も多いようです。

料金は地域や施設によって様々ですが、条件を満たせば、お住まいの行政から利用料金の補助が出ることもあるので、自治体の窓口もしくはウェブサイトにて確認してみるといいでしょう。

詳しい利用条件や利用日数の上限、利用料は自治体により異なります。

利用料は、宿泊型の場合1泊2日で3万円前後となることが多いですが、助成により自己負担額6,000円前後で利用可能になることもあります。

「産後ケア事業」どれくらいのママが知っているの?

ベビーカレンダーHPより

ベビーカレンダーHPより

 1,226名のママに「産後ケアサービス」の存在を知っているか質問したところ、約半数の人が「知っている」と回答。その一方で、46.6%の人は「知らない」と回答しました。
まだ半分強ほどのママしか知らないというデーターが出ています。

そして、知ったきっかけは、“妊娠中に行政や自治体の相談窓口で産後ケアサービスについて知る機会があった”というママが多いです。
ベビーカレンダーHPより

ベビーカレンダーHPより

1,226名のママに「産後ケアサービス」を利用したことがあるか質問したところ、「ある」と回答した人はわずか6.4%で、約9割のママが産後ケアサービスを受けたことがないということがわかりました。
さらに、産後ケアサービスを利用したことが「ない」と回答したママに、利用しなかった理由について質問したところ、最も回答率が高かった理由は「産後ケア施設の存在を知らなかったから」43.3%だそうです。

もっともっと、広く知れ渡ってほしい支援と言えます。

自治体のいろいろなサービスは、問合せしたり、こちらから能動的に知りに行こうとしなければわからないことが多いです。

特に出産後のママは、いろいろと動けるわけでもなく、社会から孤立してしまうようなところもあり、情報が得にくい環境にあります。

大人と一度も話さなかった、なんて日もざらですからね。

知っている人だけが利用できるなんて、かなり不公平なので、このサービスがもっと広く知れ渡るよう自治体でも工夫していただきたいところです。

産後ケアの具体例

産後ケアセンターってどんなサービスを受けられるの? - YouTube

【動画概要】世田谷区で行っている産後ケアセンター事業をご紹介します。詳しくは、区のホームページもご覧ください。区のホームページ内で「産後ケア事業」と検索してください。http://www.city.setagaya.lg.jp/【動画詳細】世田谷区では平成20年から産後ケアセンターを開設、子育てをしやすい環境づく...
産後4か月未満の母子を対象に母体ケア、乳児ケア、育児相談・指導などを行っています。

ショートステイ(宿泊)、デイケア(日帰り)が利用できます。
世田谷区立産後ケアセンターのお食事

世田谷区立産後ケアセンターのお食事

“自宅ではなかなかゆっくりご飯を食べることが出来ない”お母さんのために、栄養バランスが整った温かいお食事を提供いたします。

野菜中心の家庭料理を楽しんでください。

※写真は世田谷区立産後ケアセンターのHPより
様々な自治体のホームページを見ると、料金については、

日帰り 3000円~/1回
宿泊 5000円~/1日

が一般的なようです。※自費の場合は料金が異なります
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