2017年2月4日 更新

スーパーやコンビニのレジ袋についての豆知識をまとめました!

今では、エコロジーのためスーパーではマイバックを推奨しレジ袋が有料化されました。コンビニでも「レジ袋削減にご協力ください」と中に入ると放送されてます。そんなにレジ袋はエコに悪いのかどうか、豆知識をまとめてみました。

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レジ袋の誕生

レジ袋の誕生


スーパーが普及するまでは、八百屋や魚屋、肉屋などに「買い物カゴ」を持っていくのが当たり前でした。しかし、戦後、ストッキングを履く女性が増えたことから、買い物カゴがストッキングに引っかかりやすいという不満が多くなり、それをきっかけに製袋メーカーのポリエチレン袋改良が始まります。その後、使い捨ての買い物カゴとして「レジ袋」が誕生しました。

1970年代後半には、丈夫で使いやすい点や、紙袋よりコストが安いからと、多くの販売店で使用されるようになり、私たちの生活に急速に普及していきました。

「ビニール袋」は本当は「ポリ袋」?

ビニール袋
日常生活で良く見かけるスーパーのレジ袋や家庭のゴミ袋。みなさんは、これらの袋を「ビニール袋」と呼んでいるのではないでしょうか?
しかし、一般的に「ビニール袋」と呼ばれているものの大半は、「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」製フイルムでできた「ポリ袋」です。
「ビニール袋」とは、本来、塩化ビニール製樹脂製フイルムでできている袋のことを指します。
日本では塩化ビニール樹脂の方が歴史永く、「ビニール袋」という呼び方が一般化しています。そのため、弊社のファッションバッグも「ポリエチレン袋」ですが「ビニール袋」の呼び方で表示しています。(弊社業務上や業界内ではポリエチレンとビニールは区別しています)

ポリ袋(レジ袋)はエコ!

ポリ袋(ポリエチレン)は燃やしても安全です!

ポリ袋(ポリエチレン)は燃やしても安全です!

ポリ袋は焼却すると水と炭酸ガスになり、塩化水素などの有害ガスは発生しません。ダイオキシンも発生しませんので、安心してご使用いただけます。
また塩化ビニールについても、以前は「燃焼時のダイオキシン発生説」が流布しましたが、現在では「ほとんど関係ない」ということが知られています。
「ポリ袋」は加熱することで別の形状に再加工できます。
繰り返し利用でき、安全に焼却処分もできるので、環境にやさしい商品です。

しかし、こんな意見も

「レジ袋は石油の成分の中で、余り気味のものを使っていた」
安価というのは余り物でもあったし、またあまりエネルギーを使わずに製造できるということでもあった。
だから、ポリエチレンでできているレジ袋はとても環境によいものだった。
もちろん、現代の「専用ゴミ袋」もポリエチレン製だ。
誰かが悪智慧を働かせて「レジ袋は石油から作られるが、専用ゴミ袋は石油を消費しない」などと言っているが、これはまったくの間違いである。

このような歴史的背景から、ポリエチレンをレジ袋に使い、タダで消費者に提供するというのは、石油の用途としては大変、優れていた。

しかも、レジ袋で買い物をすると、ゴミを出すときにも使えるので、リユースの優等生でもあった。

多くのスーパーが、マイバック推奨派に転じることができた理由とは?

この問題は難しいですよね。賛成派・反対派とありましたね。結局、レジ袋有料化になりましたね。でもエコに対する気持ちは広まったと思いますが、皆さんはどうでしょうか?
 スーパーでの買い物にごく普通に使われていたレジ袋は、今や必ずしも「当たり前のもの」ではなくなってきています。この理由としては、人々のエコ意識の高まり、経費削減に向けた小売業のトレンド、などが考えられますが、その中でも、忘れてはいけないことの一つに、スーパーが以前ほど犯罪被害に遭わなくなってきていることがあります。

社会への防犯カメラの浸透に伴い、スーパーの売り場に多くのカメラが設置されるのは、今や当たり前になっています。これによって、万引きや、隠し持ってきた異物を売り場の商品に混入されたりといった、スーパーにおけるセキュリティ上のリスクが、以前にくらべて低減されてきています。スーパーの売り場に、マイバッグという「買い物カゴ」の持ち込みが推奨されるようになったことは、決してこれと無関係ではないのです。
セキュリティ対策が生み出す、目に見える形の価値
 過去のコラムで、「対策の効果が見えにくい」というセキュリティ対策全般の宿命について触れたことがあります。しかし、今日あなたがレジ袋を断ったことで得られた、買い物ポイントや値引きといった便益は、スーパーのセキュリティ対策によって生み出された価値の一部が、目に見える形で、消費者に還元された姿でもあるのです。

 このように、世の中はセキュリティ対策の目に見える価値が認識される時代に、だんだんと移り変わって来ていることを覚えておいて頂ければと思います。

レジ袋の収納方法

買い物でもらうことのあるレジ袋ですが、収納に困ってごちゃごちゃになってしまうことがあります。そんな時に解消出来る方法があるので紹介します。まずはコンパクトに折りたたむということです。決められたスペースに多くのレジ袋を置くには、極力小さくして収納するしかないです。ですから小さくすることから始めます。それでは三角折りについて紹介します。

まずはレジ袋を広げていきます。次に縦半分に折ります。またさらに縦半分に折ります。次に底部分の三角を折っていきます。次に繰り返し三角に折ります。最後に中にしまえば完成です。その他にも四角折りなどがありますので、好みに合った折り方をするようにします。コンパクトにたたんだら、次は収納になります。収納スペースがない場合には100円ショップなどで売っているので購入するようにします。あとは自分の好きなように収納することによって、ごちゃごちゃしていたビニール袋が綺麗に整います。整理整頓をして日頃から綺麗にしておくと良いです。

小さくたためば、かさばるレジ袋もきれいに収納できる!

ビニール袋の収納方法

ビニール袋の収納方法

用意するもの
専用ストッカー
手さげ袋
ティッシュの空き箱、もしくはカゴ(100均)、ティッシュの箱、ペットボトル

やり方
STEP1
①レジ袋を三角形に折りたたみます。
②縦に4つに折りたたみます。
③端から三角形になるように折りたたんでいきます。
④最後を三角形の中に折り込んでほどけないようにします
STEP2
④を専用ストッカー、手さげ袋、もしくはティッシュの空き箱、100均のカゴなどに収納します。
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