2025年5月1日 更新

栄養満点!お米のとぎ汁の再利用法

お米のとぎ汁って捨ててしまっていますよね。でも、栄養満点で、様々なものに再利用できるんです。今回は、とぎ汁をさまざまな場面で活用する方法を見ていきましょう。

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食べ終わったあとの食器には油やタレなどがこびりついていますが、洗う前にお米のとぎ汁につけ置きしておくことで、お皿洗いがとても簡単になります。

お米のとぎ汁には洗浄効果があるため、しつこい油汚れやカレーなどの洗いにくい汚れをスッキリと落としてくれますよ。
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ニオイがついてしまったタッパーなどの容器を一晩つけおきすると、頑固なニオイなども気にならなくなるでしょう。

もちろんお皿だけではなく、フライパンの汚れや魚焼きグリルの汚れにも効果を発揮!
とぎ汁である程度汚れを落とし、あとは少量の洗剤でお皿洗いをすれば、地球環境にも優しいですね。

◆掃除に活用

米のとぎ汁で床などの掃除をする方法は古来から行われてきました。
お米のとぎ汁に含まれる脂質が汚れをとりやすくし、時にはワックスの効果があるともいわれています。

とぎ汁が濃すぎたり、拭き残しで水分が残ったままになっていると設備をいためてしまうこともあるようです。薄めた米のとぎ汁をぞうきんに浸して固く絞り、拭き掃除に利用できます。
洗剤などが残らないので、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使えますね。
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◆洗顔

お米のとぎ汁には、最初にご紹介したビタミンやミネラルのほか、セラミドや乳酸菌、天然の保湿成分など美容に役立つ成分がたくさん含まれています。

そのため、江戸時代の頃から、洗顔や化粧水としてとぎ汁が使われていました。現代においても、米ぬかや米麴を使用したコスメなど多数あります。
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「ピーリング」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
肌の古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常に働かせる「角質ケア」のひとつです。

米のとぎ汁には、墨の汚れを落とす作用があるように、肌の角質を吸着して取り除くピーリング効果があるといわれています。

※米のとぎ汁の作り方

1. たっぷりの水でザッとお米を洗ったら、手早く水を切ります。

2. お米の粒どうしをこすり合わせるように、2~3分、念入りにお米をとぎます。

3. ここに再度、水を加えてお米を洗い、白く濁ったとぎ汁を別の容器に移したら完成です。

※米のとぎ汁洗顔のやり方

1. 普段どおりにクレンジング、洗顔を最初におこないます。

2. 別容器に移した米のとぎ汁をお湯で1.5倍ほどに薄めます。

3. 薄めた米のとぎ汁で顔全体をバシャバシャと洗います。
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