2021年1月11日 更新

食品用ラップの保湿効果を利用した活用術とは?

食材の保存に使う食品ラップ。この身近な商品の保湿力を利用して、いろいろなことが出来るのをご存知でしょうか?こちらではそのやり方をお届けします。傷の治し方から美容法まであるんですよ!どうぞご覧ください。

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傷口には洗って、ラップを貼ろう

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◆けが(切り傷、擦り傷)をしたら

転んで擦りむいたり、刃物で指を切ったり、そのようなケガは、すぐには痛みが消えないし、すぐには治らないですよね。

そんな時、食品ラップを使った治療法の一つをご紹介します。
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1.出血している時は先ず止血をします。

出血部位はきれいなガーゼやハンカチ、タオルなどで直接圧迫して止血します。

手・腕や足などの出血の場合、心臓に近い部位をしばってはいけません(静脈がうっ血し、余計に出血してします)。


2.止血したら傷周囲の泥や砂の汚れを水道水で洗い流して落とします。

水道水やペットボトルの水などで洗浄すれば、傷を消毒する必要はありません。むしろ、傷を消毒してしまうと傷の治りが遅くなります。

水の使用が限られる場合は、濡らしたガーゼやティッシュなどで傷を拭き、汚れを落とします。


3.傷の中に土や砂が入ってなければ無理に洗わなくても大丈夫です。

土や砂、小さな石が入ってしまったら、傷の中を洗い流して汚れを取り除きましょう。


4.傷の周囲を洗ったら、ラップを傷よりも少し大きめに切って、白色ワセリンをラップに塗り、塗った面を傷に当てます。

白色ワセリンが無い場合にはラップだけ貼ります。


5.傷にラップを貼ったら、周りをテープや絆創膏などで固定します。

傷口から浸出液(ジュクジュクした液体)が出てきますので、浸出液が漏れ出るくらいの緩い固定で大丈夫です。

ラップの周囲から浸出液が漏れ出ないくらいにピッタリと固定すると、蒸れて「あせも」や「かぶれ」を起こしやすくなってしまいます。


6.浅い傷の場合は、貼ったラップの上から直接包帯を巻きます。

傷が深かったり、広い範囲だった場合は、浸出液が多くなるので、漏れ出た浸出液を吸い取るため、ラップの上からガーゼやタオルをかぶせてから包帯を巻きます。
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できた傷口を滲出液が乾かないようにラップとワセリンで密封して治すのは「湿潤療法」または「モイストヒーリング」、「ラップ療法」と呼ばれます。
※ラップ療法というと手軽なイメージがありますが、これを行なうには細心の注意が必要なのです。

行う前に、かかりつけ医に相談してください。

唇のカサカサにもラップパック!

唇は顔の中で最も活発に動いて視線を集め、私たちの印象を決める重要なパーツです。

湿度が低く、暖房の風にあたることが多い秋冬、私たちの唇は乾燥しがち。
ガサガサリップになると、一気に老けて見える危険があります!

そんな時はラップパックをやると、プルプルな唇が出来上がり!
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リップラップパックは、リップケアの王道ともいわれています。

やり方は、オイルやリップバーム、ワセリンなど唇に塗り込んで、ラップして数分放置するだけ。

それだけで唇が潤ってケアできるんです。
とっても簡単ですよね。
リップラップパックは、テレビを見ながらでも、お風呂に入りながらでもできます。
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たったこれだけで唇がプルプルになるんですよ。恐るべし!ラップの保湿効果ですね。
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