車両の中に「浮力体」があればさらに良かったという意見が多かった。そこで浮力体付きのシートカバーを開発した。これにより100㎏の人でも浮く事が出来、たとえ自動車が沈んでもこれを着用した乗員は水面を浮動していることが可能である。また本品は浮力体としてだけでなく、防寒着や寝袋の機能を備えているため、多用途に使われる事が出来る。
開発した石巻市の株式会社IDFの取締役会長 山本さんも車で津波を体験した方の一人です。自らがその恐怖の体験をもとに製品開発されたのがこの商品なのですね。
via i-d-f.co.jp
本品は石巻地域産学官グループ交流会の下部組織である「自動車関連産業集積部会」活動の一環として提案され、製品化された。製品開発には家族を亡くした方も参加し、3年もの時間を要した。「産」が中心になり、実験や試験を行う「学」と資金面などを支援してくれた「官」が協力してこれに当たった。実際に津波の被害を受けた石巻から、オリジナルな発想による、津波防災グッズを完成させた。これを今後津波の起りそうな地域(南海トラフ地震)に配布して、津波による災害を減災したい。
常備食「はらくっつい TOHOKU」シリーズ
「はらくっつい 」とは宮城の方言で「お腹いっぱい」という意味なんです♡
これまでは規格外で捨てられてしまっていた食材を、保存食として生まれ変わらせました。
これまでは規格外で捨てられてしまっていた食材を、保存食として生まれ変わらせました。
via kakakumag.com
保存食とは思えない美味にも驚きがあるそうですよ。
震災直後から必要とされる「在宅避難用」セット
開発者の小田原宗弘さんは、仙台市の商社代表。地震直後に必要だと思う13点を厳選し、コンパクトにまとめられたセットです。
特に1冊にまとめられている、最低限のいろいろな応急方法が書かれた本はとても便利だと思います。
特に1冊にまとめられている、最低限のいろいろな応急方法が書かれた本はとても便利だと思います。
via monoco.jp
コンパクトなのに必要なものがぎっしり詰められています。
《セット内容》合計13点
•『災害があったらすぐに読む本(全62ページ)』
•さつま芋の甘煮(1食分×3袋)
•飲料水(200ml×3袋)
•先割れスプーン(3本)
< li>ストロー(3本) •トイレキット(袋3枚、凝固剤3個)
•濡れタオル(1枚入)、おしり拭き(25枚入)
•着用型携帯ブランケット(1枚)
•防災用缶詰マッチ(ローソク2本、マッチ2箱)
•ペグシル(1本)
•マスク(1枚)
•交換目安シール
《セット内容》合計13点
•『災害があったらすぐに読む本(全62ページ)』
•さつま芋の甘煮(1食分×3袋)
•飲料水(200ml×3袋)
•先割れスプーン(3本)
< li>ストロー(3本) •トイレキット(袋3枚、凝固剤3個)
•濡れタオル(1枚入)、おしり拭き(25枚入)
•着用型携帯ブランケット(1枚)
•防災用缶詰マッチ(ローソク2本、マッチ2箱)
•ペグシル(1本)
•マスク(1枚)
•交換目安シール
via monoco.jp
「東日本大震災では、地震直後、街全体が停電になり、電話やインターネットもなかなか繋がりませんでした。幸いにも私は近所の人と助け合うことができましたが、一人だったらどうなっていただろうと不安と恐怖を感じました。そこで、地震直後にやらなければいけないこと、応急手当の方法、飲み水や簡易オムツの作り方といった最低限の情報をすぐ調べられるように、1冊の本にまとめました」(小田原さん)A4版・62ページ。いざ必要な時に探し回らないで済むように、防災セットに入れておける本はありそうでなかったアイデアです。