2022年9月18日 更新

華やかな輝きに気分も弾む♪ オレンジ色の宝石

明るく華やかなイメージのオレンジ。オレンジカラーの宝石を身に着ければ気持ちも弾み、元気になりそう。こちらの記事では、オレンジ色の代表的な宝石をお届けします。

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純度が高ければ明るいオレンジに、鉄の含有量が多くなるにつれて暗いオレンジから赤色になります。

もっとも古い歴史を持つ宝石のひとつといわれており、古代エジプト、ギリシャ、ローマでは、装飾品はもちろん血止めや各種の体の不調に利く薬として用いられていたそうです。

また、ノアの箱舟では、暗闇を照らす灯火の代わりにされたといわれています。

ヘソナイトガーネット

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オレンジガーネットと呼ばれることもありますが、正式名称はヘソナイトガーネットです。

ヘソナイトという名前は、ギリシャ語で「小さい」を意味する「hesson」が由来。
ほかのガーネットよりも屈折率が小さいことからつけられたといわれています。

マンガンと鉄が含まれることで、イエローやオレンジ、褐色を発色すると考えられています。

アンバー

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アンバー (琥珀)は、約3000万年以上前の松柏類の樹脂の化石化したものです。
有機物で鉱物ではありません。

色は、主に黄色ですが、褐色、赤、白色、青黄色のものなどがあります。
インクルージョンとして、虫や植物の破片があるものももあります。

グリッターとよばれる琥珀が化石化する際に含まれた空気が熱によって移動して出来た薄い円盤上の模様があるものもあります。
古くから富と健康の宝石として親しまれています。

サンストーン

 (107271)

サンストーンは名前の通り太陽のようなオレンジ色をした宝石です。

サンストーンには、ギリシャ語で太陽を意味する「ヘリオライト」という別名があります。

特に太陽信仰が盛んだった古代ギリシャなどでは、太陽神の象徴として崇められていました。
太陽は、太古の昔から今も変わらず、恵みをもたらしてくれる大いなる力です。

和名では日長石(にっちょうせき)と呼ばれています。

パパラチア・サファイア

 (107278)

パパラチアサファイアは、ピンクとオレンジの中間の色味を持つサファイアです。

パパラチアとは、原産国であるスリランカの言葉で「蓮の花」という意味。
産出量が非常に少ないことと、うっとりするような絶妙な色合いから、「幻の宝石」「キング・オブ・サファイア」とも呼ばれています。

オレンジのあたたかみとピンクの愛らしさの両方を兼ね備えたカラーが魅力で、特にオレンジ系のものは希少性が高く、貴重です。

オレンジ・ジルコン

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ruru ruru

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