オール電化の住宅が一般的になってきましたが、災害で停電するとホットカーペットやエアコンなどの暖房器具が使えなくなってしまいます。東日本大震災は3月でしたが、東北の3月はまだ雪が降る寒さ。長期の停電が続く中、避難所や家庭で寒さ対策が必要でした。
石油ストーブを用意しよう
停電しても使える石油ストーブは寒い季節の強い味方です。隙間風が吹き込むところでも使えます。地震の場合は余震があるので、対震消火装置や緊急消火装置のあるものが安心です。
室内で使用する場合は、換気にも気を付けましょう。
室内で使用する場合は、換気にも気を付けましょう。
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石油ストーブは暖が取れるだけでなく、煮炊きができるのがありがたいところ。停電で炊飯器もIHクッキングヒーターも使えず、ガスも止まりガスコンロも使えない中、石油ストーブは大活躍でした。
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東北では、普段使うことがなくても、防災グッズとして石油ストーブを購入し、押し入れや倉庫の隅に常備している家庭がたくさんあります。
毛布、アルミブランケット
避難所へ避難して、そのまま夜を明かさなければならない時もあります。避難所にも備蓄の毛布があることもありますが、全員に配れるほど枚数がないこともあります。
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アルミブランケットも小さいので携帯に便利です。
意外と忘れがちなのは、床からの寒さへの対策です。アルミマットやエアークッションマットがあると底冷えする寒さが防げます。