2024年6月25日 更新

汗ばむ季節がくる前に知っておきたい!赤ちゃんの「あせも」の予防とケア

大人に比べて汗をかきやすい幼児や赤ちゃんは「あせも」ができやすくなっています。そのままにしていると、湿疹になったり、細菌感染を併発してしまうことも。そうならないように、今回はあせも(汗疹かんしん)について、その原因や対処法、おすすめアイテムをご紹介します。

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あせもの症状

頭や首のまわり、背中など、汗をかきやすく、汗のたまりやすい部分にできる、ブツブツとした小さな赤い発疹が、あせもです。

高熱が続く、高温下で長時間過ごすなどによって発症することもあるんですよ。
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あせもができるメカニズム

あせも(汗疹)は、汗の通り道である汗管が閉塞して汗が皮下に貯留することで発症すると考えられています。
あせもができるメカニズムは大人も子どもも変わりません。
幼児や赤ちゃんにあせもができやすい原因として、汗腺の数が大人とあまり変わらないという点があります。

身体が小さいのに大人と汗腺の数があまり変わらないということは、体表の面積あたりの汗腺の密度がかなり高いと考えられています。

なので、大量の汗をかいてしまう幼児や赤ちゃんは、適切なケアをしないでいると汗管がつまりやすくなってしまうのです。
さらに、赤ちゃんや子供は新陳代謝が活発で体温が高いため、少し動いただけで汗びっしょりになることも。
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赤ちゃん・子どものあせもができやすい部位

あせもができやすいのは、汗腺が密集して汗をかきやすい部位。

赤ちゃんの場合は、とくにひじ・ひざ関節の内側部分や首筋などにおいて、あせもができやすくなります。

その他、寝具やベビーカーのクッションで圧迫されて蒸れやすい後頭部、背中などもあせもができやすい部位といえるでしょう。
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おむつをしている赤ちゃんは、おむつで覆われた部分も蒸れて汗をかきやすいため、あせもがよくできやすい部位です。

子どもの場合は、激しい運動や野外での遊びで大量の汗をかきやすく、その汗がたまって蒸れやすい首まわりやひじ、ひざの内側、ウエストまわりなどにあせもができやすくなっています。

あせもの予防と対策

★汗をかいたままにしない

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