災害時はトイレ問題が深刻
災害時に困難を極めるのがトイレ。水や食料は辛抱できても生理現象は待ってくれません。
災害時、断水で水洗式のトイレが使えない、避難所の仮設トイレの設置が追い付かないなど、トイレに関する問題が深刻になります。
災害時、断水で水洗式のトイレが使えない、避難所の仮設トイレの設置が追い付かないなど、トイレに関する問題が深刻になります。
via pixabay.com
排せつを我慢することは、ストレスだけでなく、重大な疾患にもつながります。
トイレの衛生環境が悪化すれば、感染症の温床になってしまいますし、さらには、トイレの回数を減らすために水分や食事を控えてしまい、命の危険に直結してしまうのです。
脱水症状が進めば、熱中症や体力低下を招くだけでなく、ぼうこう炎、尿路感染症などの病気になりかねません。
血液がドロドロとなって静脈に血栓ができ、エコノミークラス症候群を引き起こす危険性も大いにあるのです。
トイレの衛生環境が悪化すれば、感染症の温床になってしまいますし、さらには、トイレの回数を減らすために水分や食事を控えてしまい、命の危険に直結してしまうのです。
脱水症状が進めば、熱中症や体力低下を招くだけでなく、ぼうこう炎、尿路感染症などの病気になりかねません。
血液がドロドロとなって静脈に血栓ができ、エコノミークラス症候群を引き起こす危険性も大いにあるのです。
トイレの排水ができる場合
トイレの排水が出来、水を用意できる場合は、バケツ1杯の水を流すことで処理できます。
(お風呂に溜めていた水があった場合など)
排水配管が破損していないか確認した上で、以下の手順でトイレを流します。
(お風呂に溜めていた水があった場合など)
排水配管が破損していないか確認した上で、以下の手順でトイレを流します。
(1)便座・ふたを上げます
(2)バケツ1杯分(6~8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流しこみます
(3)さらに静かに3~4Lの水を流します
(4)排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流します
※使用しているトイレの種類により、水の量は多少異なる。
(2)バケツ1杯分(6~8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流しこみます
(3)さらに静かに3~4Lの水を流します
(4)排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流します
※使用しているトイレの種類により、水の量は多少異なる。
なお、紙は配管詰まりの原因となるため、流さずにごみとして捨てます。
【LIXIL】断水時にトイレを流す方法 (トイレ断水・停電時の対応) - YouTube
地震などによって配管が壊れている場合には、トイレの使用を避け、無理に排水しないでください。破損した排水管から汚水が漏れてしまいます。今回紹介する動画は、地震など家屋がダメージを受ける以外で「断水や停電時にトイレが断水して流せなくなった」ときに、浴槽などに溜めた水を使ってトイレを流す方法です。水の量や流し方について...
via www.youtube.com
タンクへ直接水を入れることは避けて
タンク内の水だけでは、流すための水が不足してしまい、洗浄不良や詰まりの原因になってしまう可能性があります。
トイレの種類によってはタンクまわりに電気部品があるため、水がかかって故障する恐れが。
また、お風呂の残り水をタンクに入れると、水中の髪の毛などがタンク内部の部品にひっかかってしまう可能性も指摘されています。
トイレの種類によってはタンクまわりに電気部品があるため、水がかかって故障する恐れが。
また、お風呂の残り水をタンクに入れると、水中の髪の毛などがタンク内部の部品にひっかかってしまう可能性も指摘されています。
それではここからは、簡易トイレの作り方のご紹介に入ります。
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