2022年5月8日 更新

添加物が子どもに良くない理由って?

「添加物は子どもに良くない」と漠然としたイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか? 大切なお子さんの身体にかかわることは気になりますよね。 この記事では、そもそも添加物とはどういうものなのか、なぜ添加物は身体に良くないと思われやすいのかをご紹介します。

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添加物は“摂りすぎ”に注意

添加物と聞くと悪いイメージが先行しがちですが、上記の役割から分かる通り「添加物=すべて悪い・摂取してはいけない」というわけではありません。

しかし、厚生労働省が安全性を認めている添加物テストは、食品それぞれ単品で行われています。そのため、添加物が含まれた食品が“複合的に摂取された場合”の影響については、はっきりしていないのです。

添加物に限りませんが、短期間に大量に摂取することは健康へ悪影響をもたらすことも考えられます。

また、食品添加物は使用を許可される前に「発がん性の有無」が調べられていますが、単品なら発がん性がなくても食品添加物によっては、ほかの物質と反応して発がん性物質に変化する疑いがあるものも存在するのだとか。

このあたりが添加物が「危険」「身体に悪い」というイメージが持たれている所以ではないでしょうか。
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子どもは消化機能が未熟

子どもの消化酵素の分泌は、離乳食を終え、さまざまな食品を食べ進めるに従ってだんだんと増えていきますが、消化機能は未熟。
大人とほぼ同じ消化機能が育つのは、8歳頃であると言われています。

添加物に関しても大人より子どもの方が許容量は少ないと言えるため、より摂りすぎには注意する必要があるのです。
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まとめ

添加物が健康に及ぼす影響の有無は諸説あるので、現状は個々の判断に任されます。
気にしすぎないことも一つの手ですが、消化機能が未熟な子どもについては少なくとも添加物を摂りすぎることは避けた方が安心ですね。
子どもの食べるものについては、保護者が全体のバランスを見ながら食品を選びましょう。
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たにおかまな たにおかまな

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