オーガニックコスメとは?
「オーガニック」とは「有機栽培」のことで、化学肥料や化学農薬に頼らずに、有機肥料(昔ながらの堆肥や落ち葉など)を使用して、植物本来の力や土の持つ力を活かして栽培する農法のことです。そういった昔ながらの自然な農法で育てられた植物を原料に作られた化粧品がオーガニックコスメと呼ばれています。
海外のオーガニックコスメの定義として一般的なのは、
植物由来の原料のうち50%~90%がオーガニック栽培
石油由来成分の排除
動物由来成分の排除
という3点。
メーカーが「オーガニックの定義」としてこうした項目を掲げていれば、信頼できるオーガニック製品であると言えるでしょう。
日本はさらに世界よりもこの基準が厳しくないため、100%オーガニックコスメのものもあれば数%のオーガニック成分を配合したコスメをオーガニックコスメとして販売しているブランドもあるのが現状です。
海外のオーガニック認証マークも目安に
オーガニックの国際的な認証基準を満たしているものを選ぶのがポイントです。
オーガニックコスメ認証団体の一例
・ECOCERT(エコサート/フランス)
・NaTrue(ネイトゥルー/EU)
・USDA(アメリカ)
・ACO(オーストラリア)
植物由来の成分だからこそ、「合う合わない」が出やすい
ただし、いくらお肌に優しいオーガニックコスメでも、すべての人に合うとは限りません。
植物のエキスというのは、非常に複雑な構造でできており、科学では解明されていない部分もあります。そのため、多くの人にとっては有効な成分でも、ある人にとっては合わない場合もあり得るのです。
また、ゆでたほうれん草で手がかゆくなる人もいれば平気な人もいるように、里芋や長芋で手がかゆくなる人もいれば平気な人もいるように、「合う、合わない」はどうしても分かれてしまいます。
アレルギーチェックも忘れずに
オーガニック化粧品は、自然素材を使用していることもあります。使用素材にアレルギーのあるものがないかチェックすることも大切です。
(例:大豆アレルギーなど)
【人気の海外ブランド】
VELEDA(ヴェレダ)
[取り扱いカテゴリ]
フェイスケア、サンケア、ボディオイル、ボディミルク、ハンドケア、フレグランス、ヘアケア、バスミルク、ボディウォッシュ&ソープ、エリキシール、ベビー&ママ、オーラル&リップケア、メンズケア、トラブルケア
フェイスケア、サンケア、ボディオイル、ボディミルク、ハンドケア、フレグランス、ヘアケア、バスミルク、ボディウォッシュ&ソープ、エリキシール、ベビー&ママ、オーラル&リップケア、メンズケア、トラブルケア
ヴェレダは1921年、ルドルフ・シュタイナーと医師たちによって、スイスのアーレスハイムという町で誕生しました。
はじめにつくられたのは、自然療法にもとづく医薬品。その後、オーガニック化粧品や健康食品へと発展していきました。ヴェレダは、自然化粧品やホリスティックという概念すらない時代から90年にわたって一貫して自然と植物にこだわった製品づくりを続けています。
はじめにつくられたのは、自然療法にもとづく医薬品。その後、オーガニック化粧品や健康食品へと発展していきました。ヴェレダは、自然化粧品やホリスティックという概念すらない時代から90年にわたって一貫して自然と植物にこだわった製品づくりを続けています。
とはいえ、これらの認証機関の基準はそれぞれ若干の違いがあり、一部の石油由来成分や化学合成成分を可としているものもありますので、オーガニック認証が付いているからといってすべての製品が100%天然成分でできているとは限らないのが現状です。が、大まかな目安としてはそれなりに信頼できるものですので、これからオーガニックコスメを使ってみたい、という人にとっては大きな指針になってくれます。