2024年3月29日 更新

【小学1年生】最初の1か月で注意してあげたい5つのこと

小学校へ入学すると、それまでの生活と一変し、子どもによっては大きなストレスとなります。そこで、元小学校教諭で小学生2人の子どもをもつ経験から、入学して最初の1か月で注意してあげたいことを5つご紹介します。

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小学校への入学は、多くの子どもたちが胸をワクワクさせ、勉強に遊びに頑張ろうと意欲をもっています。しかしその一方で、小学校への進級は子どもたちの環境を大きく変え、ストレスを与えるという面も。「毎日楽しそうに行ってるみたいだし大丈夫」と安易に思わず、最初の1か月は十分に注意してみてあげましょう。

子どもたちが安心して小学校生活をスタートするために、注意してあげたい5つのことを紹介します。

①持ち物をこまめにチェックする

小学校入学時はもちろんのこと、入学後も多くの提出物や持ち物の準備が必要なため、持ち物をこまめにチェックしましょう。

新しい環境の中で緊張している子どもたちは、小学校生活に慣れようと必死で過ごしています。そんなときに、学校で使う物を忘れてしまったとなると、子どもによっては大きなショックを受けてしまいます。もちろん入学間もない頃に忘れ物をしたからといって、担任の先生が叱るということはありません。しかし、先生からの「明日は持って来てね」の一言も、子どもにとっては叱られたと感じて、学校が怖くなってしまうこともあります。

子どもが安心して学校生活を送るために、子どもと一緒に持ち物をチェックする習慣をつけましょう。また、入学後1か月間は、保健関係の書類や下校についての確認など提出物が多くあります。提出物忘れにも気を付けましょう。


②生活リズムを整える

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小学校の生活に合うようにリズムを整えましょう。保育園や幼稚園などとは異なり、小学校では45分間の学習時間が毎日5校時分ほどあります。特に最初の1か月は新しいリズムに慣れずに体調を崩してしまう子もいるかもしれません。

小学1年生なら、遅くても21時までには就寝できるようにし、朝は登校時刻の1時間前には起床するのが望ましいです。また、朝ごはんはしっかり食べさせるようにし、子どもの学校生活をサポートしましょう。

③子どもの話に耳を傾ける

子どもの話をよく聞くようにし、子どもに安心感を与えましょう。小学校入学したての子どもは、毎日が新鮮なことであふれています。楽しい話も困った話もたくさん出てくるでしょう。子どもの話を聞くときには、共感を第一に考えて聞くようにすると、子どもはより安心して話すことができます。

ただし、子どもが友達の嫌なことや学校での不満などを話したときは、友達や学校を批判してはいけません。子どもが「嫌だった」という気持ちには共感しつつも、友達や学校の良いところに目が向くように話してあげるといいでしょう。

子どもが困っていることが家庭内で解決できないと判断した際は、迷わず担任の先生に相談してください。早めに対処することで、その後の子どもの安心な学校生活に繋がります。

④学習の様子を見る

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入学してしばらくは宿題はでませんが、学校でどのような勉強をしているのか見ておきましょう。子どもによって「簡単」と言ったり、逆に「よくわからない」と言ったりとさまざまです。

「簡単」と言う子どもには、どんな勉強をしたのかを一緒に話すことで、自分の学習を振り返ってさらに学びが深まります。
「よくわからない」と言う子どもには、分からなかったところを一緒に復習するといいでしょう。ただし、一方的に教え込むのではなく、子どもができたところまでをしっかりと認めてあげることが大事です。最初から分からないことが続くと、子どもの自信はどんどん失われてしまいます。「先生の話をしっかり聞けたね」「教科書をしっかり読んだんだね」など、子どもの具体的な姿を認めて褒めてあげましょう。

しかし、中には学習障害や発達障害などにより、勉強がうまくいかない子どももいます。あまりにも授業の内容を理解していないといった場合には、担任の先生に学校の様子について相談してみましょう。

⑤学習参観での様子を見る

多くの学校では、新年度が始まって1か月のうちに学習参観が行われます。入学して最初の学習参観は、なるべく参加して子どもの様子を見ましょう。

子どもの様子がよく分かる学習参観の見方を5つ紹介します。

・学習が始まる少し前に教室へ行き、休み時間の様子を見る
・学習が始まる際の子どもの授業の参加の仕方を見る
・学習中に子どもが先生や友達の話をよく聞いているかを見る
・学習中に手いたずらをしたり姿勢が崩れたりしていないかを見る
・学習中に自分の意見を言ったり書いたりしているかを見る

また、子どもの様子だけでなく、先生や学級の雰囲気なども見ておくと安心です。

小学校生活に慣れるようにサポートしましょう

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