1995年 シャルルプルースト杯 総合2位、味覚部門1位 アルバジョンコンクール 総合2位
1996年 シャルルプルースト杯 総合2位、味覚部門2位
マンダリンアンペリアル杯 フランス予選 味覚部門3位 アルバジョンコンクール 総合3位
ソローニュコンクール味覚部門1位総合優勝
1997年 パティスリー・コンフィズリー「クープ・ドゥ・フランス」準決勝進出
2005年 パリ・ベストマカロン・コンクール・クラシック部門(ショコラ)2位
2009年 サロン・デュ・ショコラ(パリ)エクセロン・インターナショナル賞を獲得 C.C.C.にて4タブレットを獲得
2010年 サロン・デュ・ショコラ(パリ)において2年連続エクセロン・インターナショナル賞を獲得 C.C.C.にて4タブレットを獲得
2011年 グルメガイド「ピュドロ」にて最優秀パティシエに選出される
日本農林水産省から「料理マスターズ」に選出される。サロン・デュ・ショコラ(パリ)においてアワードを受賞 C.C.C.にて5タブレットを獲得 。パリ市より「パリ市長賞」を受賞
グルメガイド「ゴーミヨ」にてトップ5ショコラティエに選出される
2012年 C.C.C.にて5タブレットを2年連続で獲得
2013年 C.C.C.にて5タブレットを3年連続で獲得
2014年 C.C.C.にてフランス部門金タブレットを獲得 C.C.C. LES INCONTOURNABLES を受賞
サダハルアオキが思うお店のコンセプト
<つくり手の意志が見える店>
2001年、サダハルアオキのヴォジアール店とピエールエルメ氏のボナパルト店が
ほぼ同時期にオープン。面白いことに、どちらの店のショーケースも、中に棚のない一段型であった。全くの偶然である。それまでパティスリーのショーケースは中に二段ほどの棚を設けて、陳列する量をいかに最大化するかに力が注がれていた。
サダハルアオキはかねてよりその陳列方法に対して疑問を感じていた。「そもそも日本の洋菓子店は品目数が多すぎる。これではお客さまを必要以上に悩ませやしないか」。サダハルアオキにとってその光景は、「このケーキをぜひ食べて欲しい!」というパティシエの熱いメッセージや自信のなさの現れと映ったのである。サダハルアオキが一段のショーケースを採用した理由はそこにある。品目を絞り込んで食べて頂きたいお菓子を売る。そしてそのお菓子は宝石店のようにケースの上からじっくり眺めて吟味してもらう。ブティックとは作り手であるパティシエの意志が明確に表現された場でなくてはならない、彼はそう考えている。
<メディアとしてのブティック、カタリストとしての販売員>
ブティックはパティシエの意志が明確に表現された空間でなければならない、と考えるサダハルアオキにとって、販売員のコミュニケーション力は特に重要な要素となる。
販売員にはパティシエがつくったお菓子がお客さまに120%楽しんでもらえるようなコミュニケーション力が求められる。例えば温度。食べる時のお菓子の温度次第でその味は意図とは全く別のものになる。
食べる何分前に冷蔵庫から出すべきか。それぞれのケーキはどんな状態で食べて頂くのがベ ストコンディションか。カリッという食感はどこからやってくるのか。ツヤのあるお菓子は無いお菓子と比べて、なぜこうも味に違いがあるのか。小麦粉が口の中に広がるとはどういう感触なのか…。
それらを把握することによって、パティシエのお菓子に込めた想いが、販売員を通してお客さまへと伝わることになる。さらに材料の特徴や製法上のポイントを知ると、自然と話す言葉に熱量が帯び、人はそこに惹き込まれていく。それがテアトロ性(演劇的熱情)だ。販売員の話しを聞いただけでヨダレが出てきそうな商品説明。
あるいは帰宅してからブティックの光景を思い出してしまうような笑顔。それが実現した時、ブティックはパティシエとお客さまをつなぐメディアとなり、販売員はパティシエのお菓子に対する想いとお客さまのお菓子に対する期待をつなぐカタリスト(触媒)となる。そのために家でいろいろな温度のケーキを試して欲しい。
フランス菓子の基本を知って欲しい。
フランスでどこにも負けないミルフィーユ、クロワッサン、マカロンをつくっていることを知っていて欲しい。店内の植物を枯らさぬよう目配りできる人であって欲しい。正面よりも背中が見られていることを意識して欲しい。そして「パティスリー・サダハルアオキ・パリ」のチームの一員であることのプライドをもって欲しい。それがサダハルアオキの本音である。
サダハルアオキの手がける 美しすぎるお菓子の数々
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どれもこれも美しすぎて惚れ惚れしますね。。。