定番のおいしさ。スタンダードな品種
via mazy-rt.com
みかんには「有田みかん」や「愛媛みかん」などいろいろありますが、これらはどれも「温州みかん」のことを指します。じつは、温州みかんには「宮川早生」や「南柑20号」などたくさんの品種があるのですが、店頭では品種名ではなく地域の名前をブランド名として販売することが多いのです。
「ポンカン」
インドが原産の柑橘で、日本には明治時代に伝わりました。果実が腰高の「高しょう系」のものと、形が扁平な「低しょう系」に分けられます。高しょう系には「吉田ポンカン」や「今津ポンカン」などがあり、重さは150~180gくらいになります。また低しょう系では「太田ポンカン」や「森田ポンカン」などがあり、重さは100~150g程度です。ジューシーで香りがよく甘味もたっぷり。皮がむきやすく袋ごと食べられるのも魅力です。12月~2月頃に出回ります。
「清見タンゴール(きよみたんごーる)」
清見タンゴールは、ボリュームあるアメリカのオレンジと、とっても甘い日本の温州みかんを交配して作った国産初のタンゴール品種です。
その名は、Tangerine(みかん)と、Orange(オレンジ)のかけあわせを意味する、Tangora(タンゴール)に、生まれ故郷、果樹試験場興津支場の近くにある、「清見潟」からとった「清見」を冠して付けられました。
その名は、Tangerine(みかん)と、Orange(オレンジ)のかけあわせを意味する、Tangora(タンゴール)に、生まれ故郷、果樹試験場興津支場の近くにある、「清見潟」からとった「清見」を冠して付けられました。
via www.kajuen.co.jp
「伊予柑(いよかん)」
正確な起源は不明ですが、ミカン類とオレンジ類の交雑種といわれており、明治時代に山口県萩市で発見されました。その後、愛媛県で本格的に栽培がスタートし、地名の「伊予」という名前が付けられました。現在は愛媛を中心に山口や和歌山などで栽培されています。果皮はやや厚めですがむきやすく、果肉もジューシーで甘酸のバランスも良好。旬は1月~3月頃となっています。なお現在生産されているいよかんの9割以上が「宮内いよかん」という品種で、このいよかんを3月までじっくり熟成させた高品質のものは「弥生紅(やよいべに)」として売られています。
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デコポンは、清見タンゴールと中野3号ポンカンを交配させて作られた種類になります。見た目と違って皮はむきやすく、薄皮が薄いため袋のまま食べることができます。
「甘夏(あまなつ)」
「夏みかん」の枝変わりで、夏みかんに比べて酸味が少なく甘いのが特徴です。いくつかの品種がありますが、1935年(昭和10年)頃に大分県の川野氏宅で発見・品種登録された「川野なつだいだい(夏橙)」が半分以上を占めています。川野夏橙の重さは300~400gくらいで、店頭に並ぶのは2~5月頃。
「八朔(はっさく)」
文旦やサボンなどに近い雑柑である「八朔(はっさく)」は、果皮が少し黄色くて、比較的、大玉になります。
甘いだけじゃない!スッキリした酸味に、「ほのかな苦味」が含まれているのが特徴ですが、嫌味の無い味です。
「プリ、パリッ!」とした「食感」と「味」のバランスがたまらなく、「他の柑橘は食べなくても、「はっさく」は食べる!」って人もいる、少し癖のある味です。
甘いだけじゃない!スッキリした酸味に、「ほのかな苦味」が含まれているのが特徴ですが、嫌味の無い味です。
「プリ、パリッ!」とした「食感」と「味」のバランスがたまらなく、「他の柑橘は食べなくても、「はっさく」は食べる!」って人もいる、少し癖のある味です。
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おすすめの新品種と定番の品種ををご紹介しましたが、あなたの知ってる品種はいくつありましたか?
みかん好きなら一度は試したくなっちゃいますよね。
今は農園直送のネット通販も充実していますから、珍しい品種にも挑戦してみてください!
みかん好きなら一度は試したくなっちゃいますよね。
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うんしゅうみかんと読みます。これはみかんの名産地である中国の温州という地方にあやかり命名されたと言われてます。
でも原産は鹿児島県長島だとされています。