「ミカン」は中国の春節（旧正月）の縁起物
オフィスビルのロビーに置かれた巨大なミカンの縁起物
高さが2メートルもあり、ミカンと枝の中で、「賀」の文字が書かれた赤い小さな紙でできた「お年玉袋」が飾られています。
ミカンは中国語で「橘子」と書きます。華南地域（中国の南部）の方言では「橘」の発音が「吉」と似ていることから、ミカンも縁起物のひとつとして春節の時に飾られます。特に南地域の代表都市広州ではお正月の時、豊作（お金）と良いことを願うために「金橘」（きんかん）を家の玄関に置く習慣があります。
中国語の「ミカン」の発音は縁起が良いのですね。みかんだけでなく「キンカン」も縁起が良いようですね。
カナダで広がるクリスマスオレンジ
みかんツリー
via greenz.jp
クリスマスオレンジ
via www.excite.co.jp
カナダではクリスマスの日に、大切な人にみかんを贈るのが定番となっているのですが、実はこのとき贈られるのが日本の「温州みかん」なのです！
寒さの厳しいカナダでは、昔から冬場に食べる果物がありませんでした。しかし、19世紀に日本からカナダに移住した人々が「温州みかん」を取り寄せるように。そして、そのおいしさが評判となり、クリスマスに贈られる“聖なる果実”として、カナダ中に広がっていったそう。
クリスマスにもミカン！寒い季節にオレンジ色のくだものをいただくと元気がでますよね。日本のミカンがカナダで食べられているんですね。そういえば、イタリア人の友人もイタリアで冬にミカンを食べますよと言っていました。日本の冬至にも「ユズ」がありますね。柑橘系のくだものの香りと色は、幸運を呼んでくれるのですね。
ヨーダ
