小学生2人の子育て中のちこたです。
小学校教員歴18年の経験から、子育てや学校教育についてご紹介します!
小学校教員歴18年の経験から、子育てや学校教育についてご紹介します!
via www.photo-ac.com
小1の壁とは?
「小1の壁」とは、保育園時代と比べて仕事と子育ての両立がより難しくなることです。
保育園では早朝・延長保育を設けている施設が多く、比較的親の出勤時間に合わせて送迎ができます。しかし一方で、小学校では登校時間が決まっており、それより早くに家から出すことはできません。また、下校後は学童保育がありますが、保育園よりも早い時間に終わるケースが多いです。
さらに、保育園のときと比べて、親がしなくてはいけないことや参加しなければいけない行事なども多数あります。
そのため、保育園のときとは同じように働けないというケースが出てきてしまいます。
保育園では早朝・延長保育を設けている施設が多く、比較的親の出勤時間に合わせて送迎ができます。しかし一方で、小学校では登校時間が決まっており、それより早くに家から出すことはできません。また、下校後は学童保育がありますが、保育園よりも早い時間に終わるケースが多いです。
さらに、保育園のときと比べて、親がしなくてはいけないことや参加しなければいけない行事なども多数あります。
そのため、保育園のときとは同じように働けないというケースが出てきてしまいます。
5つの「小1の壁」とその対策方法
ここからは、具体的に「小1の壁」といわれていることと、その対策について紹介します。事前に知っておくことでできる対策もあるので、入学後の生活をイメージしてみてください。
①登下校時間
先ほどもお伝えしたとおり、小学校では保育園よりも家に居る時間が長くなります。一般的には小学校は8時10分から30分くらいを始業時刻としています。始業時刻に合わせると、家を出る時刻は7時30分から8時頃となり、それよりも早く家から出すことはできません。また、地域によっては集団登校をしているところも多く、家庭の都合で登校時刻を変えにくい状況にあります。
下校時刻は15時前後としている小学校が多いため、帰宅するのは15時から15時30分頃です。学童保育もありますが、地域によっては枠が埋まってしまって入れないことも。また、学童保育があったとしても、保育園のときより早くに迎えに行かなくてはいけないケースが多いです。
<対策>
保護者の働き方を見直してみましょう。勤務先によっては時短勤務が小学校3年生までとしているところもあります。フレックス勤務やリモートワーク、在宅勤務などを積極的に活用するのも考えてみましょう。
また、学童保育の終了時間までに迎えに行けない場合は、習い事をさせるのも一つの手です。ただし、その場合は送迎を実家やファミリーサポートなどに依頼しなくてはいけません。または、子どもが1人でも通える学区内の習い事を選択しましょう。
下校時刻は15時前後としている小学校が多いため、帰宅するのは15時から15時30分頃です。学童保育もありますが、地域によっては枠が埋まってしまって入れないことも。また、学童保育があったとしても、保育園のときより早くに迎えに行かなくてはいけないケースが多いです。
<対策>
保護者の働き方を見直してみましょう。勤務先によっては時短勤務が小学校3年生までとしているところもあります。フレックス勤務やリモートワーク、在宅勤務などを積極的に活用するのも考えてみましょう。
また、学童保育の終了時間までに迎えに行けない場合は、習い事をさせるのも一つの手です。ただし、その場合は送迎を実家やファミリーサポートなどに依頼しなくてはいけません。または、子どもが1人でも通える学区内の習い事を選択しましょう。
②宿題
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保育園時代との大きな違いに、「宿題」があります。ゴールデンウィーク明け頃から宿題を始める小学校が多いでしょう。初めのうちは、内容も簡単で子どももやる気をもって取り組みますが、だんだんと内容も難しくなり子どものやる気もダウンしてしまいます。1年生の宿題では、親がチェックしたり手伝ったりしなくてはいけないものも多く、思ったよりも時間をとってしまうでしょう。
<対策>
宿題の習慣をつけるには、最初が肝心です。最初のうちに宿題の時間を決めて、その時間内だけは子どもに付きっきりで一緒に取り組んでみてください。1年生の宿題時間は10~20分程度で終わるので、その時間は割り切って子どもに集中してみましょう。子どもに任せてしまうと、ダラダラと余計に時間がかかったり、後から間違いややり直しなどで労力をつかったりしてしまいます。
<対策>
宿題の習慣をつけるには、最初が肝心です。最初のうちに宿題の時間を決めて、その時間内だけは子どもに付きっきりで一緒に取り組んでみてください。1年生の宿題時間は10~20分程度で終わるので、その時間は割り切って子どもに集中してみましょう。子どもに任せてしまうと、ダラダラと余計に時間がかかったり、後から間違いややり直しなどで労力をつかったりしてしまいます。
③学校行事・PTA
教員の働き方改革の影響もあり、行事を削減している学校が増えています。とはいえ、学習参観や学年行事など、親の参加しなくてはいけない機会はあります。また、大変といわれているのが、PTAの仕事。役員になると、夜に会合があったり学校行事の手伝いがあったりします。
<対策>
参加する行事を厳選しましょう。たとえば、学習参観が多いという場合は、全て出席しなくてはいけないわけではありません。パートナーと分担したり、実家の祖父母に参加してもらったりするのもいいでしょう。
PTA役員の仕事は、学校によって役員の種類や仕事内容が異なります。夜に複数回の会議がある役もあれば、夜の会議はなく学校行事の手伝いだけという役もあります。そのため、事前に仕事内容や集まりの回数などを確認しておくと安心です。そのうえで、自分でもできそうな役員を選べば、負担も少ないでしょう。
<対策>
参加する行事を厳選しましょう。たとえば、学習参観が多いという場合は、全て出席しなくてはいけないわけではありません。パートナーと分担したり、実家の祖父母に参加してもらったりするのもいいでしょう。
PTA役員の仕事は、学校によって役員の種類や仕事内容が異なります。夜に複数回の会議がある役もあれば、夜の会議はなく学校行事の手伝いだけという役もあります。そのため、事前に仕事内容や集まりの回数などを確認しておくと安心です。そのうえで、自分でもできそうな役員を選べば、負担も少ないでしょう。
④学校での様子の把握
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