洗濯洗剤の気になる成分は?
via samuraibuyer.jp
アトピー肌に対しては、化学成分の酵素、蛍光増白剤、抗菌剤が入っていない洗剤を選ぶほうが刺激が少なくて良いと判断します。
【酵素】
たんぱく質分解を促進するプロテアーゼ、油脂分解を促進するリパーゼ、デンプンを分解するアミラーゼなど、洗浄力を強化します。洗剤に配合されている酵素は、微生物を培養して取り出すことにより製造されます。
日常的にはほとんど害はないとされているものの、洗剤製造工場労働者が酵素を恒常的に吸い込むことによる健康被害が数件発生しています。肺への影響あり。
蛍光増白剤とは、綿繊維を白くする効果のある染料のこと。
【抗菌剤】
無機系抗菌剤 (銀、銅、亜鉛化合物など、金属イオンの静菌作用を利用したもの。銀イオンが多い)
有機系抗菌剤 (有機物を利用した抗菌剤。合成系抗菌剤 と、植物の精油を利用した天然系抗菌剤 がある)
抗菌作用とは、菌のタンパク変性作用を意味しますので、肌の弱い人は炎症を起こしたり、皮膚常在菌も影響を受けます。
界面活性剤について
・界面活性剤とは?
界面活性剤とは、水と空気、水と油のように、本来は混ざり合わない性質のもの同士を溶けたような状態にし、汚れを落とす物質の総称です。
界面活性剤が衣類に残ってしまうと、肌自体の皮脂を奪い、肌の水分が失われてしまって乾燥が進むといいます。肌表面にタンパク変性を起こし、炎症を起こす懸念もあるのです。
・合成洗剤と石けん洗剤の違いは?
合成洗剤は洗浄成分である“界面活性剤”を石油や油脂由来などの化合物で添加しているもの。
石鹸は非常にシンプルな天然の界面活性剤。自然なものなのでお肌にもやさしく、川や海にかえった後も微生物等に分解されやすく環境にもやさしいんです。
「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」「石けん素地」「純石けん分」などの成分表示があり、商品名に「石けん」とつくものが天然界面活性剤を使った洗剤です。安全性が高く分解が早いので、環境にやさしいことが特徴ですよ。一方で洗濯物に石けんカスがつくと酸化して黄ばんでしまったり、洗濯槽に石けんカスが残ってしまったりというデメリットもあります。
合成界面活性剤が無添加の石けん洗濯洗剤
無添加 お肌のための洗濯用液体せっけん(1本)|ミヨシ石鹸
¥756(税込)
もっとも刺激の少ないオレイン酸せっけんを原料に使用した衣類専用の液体せっけんです。くり返し洗ってもせんいを傷めることが少なく、液体なので溶け残りの心配もありません。
やわらかくふんわり洗い上げる無添加ですから、特にソフトに仕上げたい高級コットンや赤ちゃん用の肌着、敏感肌の方の肌着などをていねいに洗うのに適しています。
やわらかくふんわり洗い上げる無添加ですから、特にソフトに仕上げたい高級コットンや赤ちゃん用の肌着、敏感肌の方の肌着などをていねいに洗うのに適しています。
成分:純石けん分(30%脂肪酸カリウム)