電子レンジはガスコンロのように火を使わないので、発火や火災の原因になりにくいイメージがあります。
しかし、電子レンジも使用方法を間違えると、発火や爆発を引き起こし危険な事故なる可能性があります。
しかし、電子レンジも使用方法を間違えると、発火や爆発を引き起こし危険な事故なる可能性があります。
電子レンジ火災の実態
東京消防庁管内では、令和3年中(速報値)に、電子レンジの火災が65件発生しました。
電子レンジの火災は、約10年前には22件でした。
その後、2017年には2倍を超える45件となり、2020には50件を超え、昨年はとうとう70件を超えてしまいました。
電子レンジの火災は、約10年前には22件でした。
その後、2017年には2倍を超える45件となり、2020には50件を超え、昨年はとうとう70件を超えてしまいました。
近年、都内で電子レンジによる火災が過去最多となった理由としては、コロナ禍の巣ごもり需要で電子レンジを使う機会が増えたことや、冷凍食品が多く出回るようになったことなどが考えられるということです。
電子レンジ火災の特徴
◆電子レンジの庫内で発生した火災の約5割が食品の過熱によるもの。
◆調理不可の包装を誤って加熱したことで火花が発生し、火災に至っています
◆調理不可の包装を誤って加熱したことで火花が発生し、火災に至っています
電子レンジで発火した食材は何?
via www.nhk.or.jp
昨年の火災で「出火した食材」を見ると、最も多いのが「いも類」。
次いで、冷凍食品、パンとなっています。
東京消防庁によりますと、電子レンジによる火災は、「食品を長時間加熱しすぎた」、「電子レンジで使えないアルミ製の包装ごと加熱した」という2つの原因によるものが全体のおよそ8割を占めているのだそうです。
次いで、冷凍食品、パンとなっています。
東京消防庁によりますと、電子レンジによる火災は、「食品を長時間加熱しすぎた」、「電子レンジで使えないアルミ製の包装ごと加熱した」という2つの原因によるものが全体のおよそ8割を占めているのだそうです。
“電子レンジの火災”過去10年で最多 コロナ禍での利用増一因か(2022年3月8日) - YouTube
電子レンジから出火する火災が増えています。去年、東京消防庁管内では過去10年で最多の、65件が発生したことが分かりました。 これはサツマイモを700ワットで加熱した実験映像です。12分後に煙が出て、14分後に出火しました。 東京消防庁によりますと、去年、電子レンジから出火した火災は過去10年で最も多い65件でした...
via www.youtube.com
電子レンジ火災の実験結果
via www.bousai.love
東京消防庁の実験結果では「さつま芋」や「中華まん」は電子レンジで 5分〜12分加熱すると、爆発的に燃焼することが確認されました。
長時間加熱することで、爆発的な燃焼をする食材は他にも確認できましたが、数十分加熱するなど通常の調理では起こりにくいものでした。
それに対し、「中華まん」や「さつま芋」はたった5分〜12分の加熱時間で電子レンジ火災を引き起こす可能性があるため、十分に注意しなければなりませんね。
長時間加熱することで、爆発的な燃焼をする食材は他にも確認できましたが、数十分加熱するなど通常の調理では起こりにくいものでした。
それに対し、「中華まん」や「さつま芋」はたった5分〜12分の加熱時間で電子レンジ火災を引き起こす可能性があるため、十分に注意しなければなりませんね。