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水難の約半数は死亡事故!
水の事故は、実際にどれほどの件数が起き、何人の方が亡くなり、どのような場所で起きているのでしょうか。
令和3年(2021年)に全国で発生した水難は1,395件、水難に遭った人の数は1,625人に上っています。
そのうち744人が亡くなり、行方不明となっています。
いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故につながってしまう可能性が非常に高いのが、水難の特徴だといえます。
令和3年(2021年)に全国で発生した水難は1,395件、水難に遭った人の数は1,625人に上っています。
そのうち744人が亡くなり、行方不明となっています。
いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故につながってしまう可能性が非常に高いのが、水難の特徴だといえます。
子どもの場合、1位が「河川」
子供(中学生以下)の死者・行方不明者の割合を場所別にみると、1位が「河川」で全体の58.1%、次いで「湖沼池」(19.4%)、「海」(16.1%)、「用水路」(6.5%)となっています。
子供の場合は、河川での水遊びによる事故が多く発生しています。
子供の場合は、河川での水遊びによる事故が多く発生しています。
子どもの川遊びでの事故パターン
水難事故防止に関するデータによると、子どもの水難事故にはパターンがあることが分かっています。
◆1人で遊んでいるときに転落してしまう
まず、1人で遊んでいるときに転落し事故に遭うパターン。
1人で遊んでいたことから大人が気づきにくく、救助が遅れてしまうことも多いようです。
また、川辺は滑りやすいので、足を滑らせて川に転落し、流されてしまうケースもあります。
1人で遊んでいたことから大人が気づきにくく、救助が遅れてしまうことも多いようです。
また、川辺は滑りやすいので、足を滑らせて川に転落し、流されてしまうケースもあります。
◆深いところや速い流れに巻き込まれる
川で遊んでいて深いところにはまってしまったり、速い流れに巻き込まれたりして溺れてしまうパターン。
同じ川でも、地形や場所によっては流れや深さが異なりますし、上流の天気によって川が増水することもあるため、注意しましょう。
同じ川でも、地形や場所によっては流れや深さが異なりますし、上流の天気によって川が増水することもあるため、注意しましょう。
◆ものを拾おうとして事故に遭うことも
同行者あり(グループ行動)の水難事故は、全体の約6割を占めています。
キャンプなどで家族と一緒に川に訪れた際に事故に遭っていると考えられます。
「親が一緒だから、川に行っても大丈夫」は、全く根拠がありません。
大人が水難事故の発生原因に精通しているはずはなく、一旦事故が発生すれば親子ともども犠牲になりかねません。
キャンプなどで家族と一緒に川に訪れた際に事故に遭っていると考えられます。
「親が一緒だから、川に行っても大丈夫」は、全く根拠がありません。
大人が水難事故の発生原因に精通しているはずはなく、一旦事故が発生すれば親子ともども犠牲になりかねません。