2023年10月4日 更新

福祉にかかわるシンボルマーク、いくつ知っていますか?

障がいのある人が、支援を必要とすることを伝えたり、障がいのある人に対応した施設・設備やルールなどの存在を示したりするマークをご存じでしょうか?これらのマークを正しく理解し、一人ひとりが思いやりを持ちすべての人が住みやすい社会になるといいですね。ぜひ、お子さんと一緒にご覧ください。

232 view お気に入り 0

ハート・プラスマーク

 (127540)

「身体内部に障がいがある人」を表すマークです。

内部障がいのある方は、外見からは障がいがあることが分かりにくいため、誤解を受けたり、必要な手助けを受けられなかったりすることがあります。

オストメイト用設備/オストメイト

 (127542)

オストメイトとは、がんなどで人工肛門・人工膀胱を造設している排泄機能に障害のある障害者のことをいいます。

このマーク(JIS Z8210)は、オストメイトの為の設備(オストメイト対応のトイレ)があること及びオストメイトであることを表しています。

ヘルプマーク/ヘルプカード

 (127546)

他者からは分かりにくい身体の内部障害や、病気、初期の妊娠状態などを、周囲の方に知らせます。

「白杖SOSシグナル」 普及啓発シンボルマーク

 (127547)

白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。

マタニティマーク

 (127550)

妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするためのマークとして厚生労働省や、健やか親子21(第二次)事務局が公表し、利用・認知の推進をおこなっているマークです。

妊娠の中期~後期はもちろんですが、妊娠初期も健康を維持するためにもとても大切な時期ながら、外見からはなかなか見分けがつかないため『電車で席に座れない』『たばこの煙が気になる』といった苦労があります。

そんな妊婦さん達の妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保の為に制定されたマークです。

手話マーク

 (127552)

耳が聞こえない人が手話でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、手話による対応ができるところが掲示できます。

また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身につけるビブスなどに掲示することもできます。

筆談マーク

 (127554)

筆談マークの意味は、耳が聞こえない人等がこのマークを提示した場合は「筆談で対応をお願いします」の意味、窓口等が掲示している場合は「筆談で対応します」等の意味になります。

耳が聞こえない人、音声言語障害者、知的障害者や外国人などが筆談でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、筆談による対応ができるところが掲示できます。

また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身に着けるビブスなどに掲示することもできます。

聴覚過敏保護用シンボルマーク

38 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ヘルプマークを知っていますか?東京都が取り組んだ助け合いのヘルプマークが全国へ広がっています!

ヘルプマークを知っていますか?東京都が取り組んだ助け合いのヘルプマークが全国へ広がっています!

外見からは分からない障害や病気をお持ちの方が、助けを必要としていることが周囲の人たちにわかるようするために持ち歩いているのがヘルプマークです。ヘルプマークの対象者や活用のされ方などをご紹介します。
yuma | 4,976 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ruru ruru

おすすめの記事

今注目の記事