たいふう どうするの?
台風が来るとどんなことが起きて、どんなことに注意が必要か。子どもに日頃から備える大切さを伝えてくれる絵本です。
台風がきたぞ
台風や豪雨の怖さを知らない子供たちは、「わー雨すごい!」「風で飛ばされそう!」と、ついついはしゃいでしまいます。でもとても怖いんだということや命を守ることをしっかり教えてあげたいです。
台風が近づいてきたので、なおやの家族は早めに公民館へ避難することにしました。
おとうさんは風に飛ばされそうなものを家に入れました。
おかあさんは、非常用の持ち出し袋を用意しています。
「のみものに たべもの。くすりに かいちゅうでんとう。ラジオまである。なんだか キャンプに いくみたい。」と、なおやの子どもらしい感覚に、「あそびに いくんじゃないの。」とおかあさん。
最初は、はしゃいでいたなおやですが、
おとうさんやおかあさんの言うことを聞き、
実際に避難する中で「自分で自分の命を守る」
という意識が芽生えていきます。
監修 国崎 信江
編著 WILLこども知育研究所
出版社 金の星社