ラップの材質はメーカーや商品ごとに違いがある
食べものに密接する機会が多い「食品ラップ」。
見た目はどの商品も同じですが実は、ラップの材質はメーカーや商品ごとに違いがあります。
どの素材を使用しているかはパッケージに書いてある"原材料名"をみれば分かります。
どの素材を使用しているかはパッケージに書いてある"原材料名"をみれば分かります。
家庭で使うラップには主に「ポリ塩化ビニリデン」製と「ポリエチレン」製のものの2種類があります。
(もう一種類、スーパーなど業務用としてよく使われる「ポリ塩化ビニル」製のものもあります)
(もう一種類、スーパーなど業務用としてよく使われる「ポリ塩化ビニル」製のものもあります)
via saita-puls.com
◆主な家庭用の食品ラップ
●ポリ塩化ビニリデン・ポリ塩化ビニルを使用した塩素系のラップ
●ポリエチレンを使用した非塩素系のラップ
の2つに分かれます。
●ポリエチレンを使用した非塩素系のラップ
の2つに分かれます。
食品に直接触るラップにも添加物があるって!?
無添加ラップの原材料は「ポリエチレン」だけですが、通常のラップには、脂肪誘導体(柔軟剤)やエポキシ化植物油(安定剤)などの添加物が使用されています。
これらのおかげで、ラップがピタッとくっつくんです。
これらのおかげで、ラップがピタッとくっつくんです。
◆原材料が「ポリ塩化ビニリデン」の食品ラップ
▫️ポリ塩化ビニリデン
無色透明。熱安定性に優れ、成型時の焼けなどによる着色が起こりにくい。ただし、 125 °Cを越えると分解し、塩化水素が発生する 引用:Wikipedia
無色透明。熱安定性に優れ、成型時の焼けなどによる着色が起こりにくい。ただし、 125 °Cを越えると分解し、塩化水素が発生する 引用:Wikipedia
via 10nengo.com
市販されている家庭用ラップの約8割はこの樹脂製ラップです。
この素材は、においや湿気、酸素を通しにくいので、キムチやニンニク漬けなどの冷蔵庫内でのにおい移りがなく、食材の酸化劣化の抑制や乾燥を防止し、みずみずしさを保つのに有効です。
また、耐熱性は140度で電子レンジ適性もあり、引張弾性、カット性、透明性などの点で一番優れています。
しかし、他素材の製品と比較して最も高価格です。
この素材は、においや湿気、酸素を通しにくいので、キムチやニンニク漬けなどの冷蔵庫内でのにおい移りがなく、食材の酸化劣化の抑制や乾燥を防止し、みずみずしさを保つのに有効です。
また、耐熱性は140度で電子レンジ適性もあり、引張弾性、カット性、透明性などの点で一番優れています。
しかし、他素材の製品と比較して最も高価格です。
添加物として、「柔軟剤(脂肪酸誘導体)・安定剤(エポキシ化植物油)」
が使用されています。
サランラップ・クレラップなど