2024年7月1日 更新

災害時に水道が使えなくなったら? 覚えておくべき「水を確保する方法」

災害時、ライフラインの断絶により一番困るのは水の確保と言われています。飲み水は想像のとおりですが、とりわけトイレの水が確保できずに困ったという声をよく耳にします。そこで、この記事では災害時に必要な水の量や、事前に準備する方法に焦点を当て、さまざまな情報を共有していきます。

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ウォーターサーバーを導入して水を備えておく方法もあります。
定期的に自宅へ水が配送されるため、自分で買い足す必要がなく、簡単に水を備蓄できるといえます

また、電気が使える状態であれば災害時でもお湯を使うこともできます。
そのため、万が一に備えながらも、日常生活にとっても便利です。

注意点としては、ほかの備蓄方法よりも費用がかかる点でしょう。
水代やサーバーレンタル料、電気代などがかかります。
さらに、ウォーターサーバー本体を設置する場所とストックボトルを保管するスペースも必要となります。
 調査概要

調査概要


対象 ウォーターサーバーを備蓄として検討・検討後購入したユーザー100名
方法 インターネット調査(クラウドワークス)
日時 2019年4月5日/2020年10月9日
ウォーターサーバーは、種類によって停電していても使えるものと使えないものがあり、停電しても使えるのはレバー式とコック式です。

レバー式はレバーを倒して水を出し、コック式はコックをひねって水を出します。
どちらも水の重力を利用しているので、電気が通っていなくても使える可能性が高いでしょう(業者に確認してください)。
なお、プッシュボタン式は電気がないと水を出せませんが、災害への備えとして電気がなくても使える非常用コックを別途用意している商品もあるようです。

コックを取り付ける必要があるため、サーバーにボトルをセットしたままでは使えません。

3.防災用ウォータータンクで保存する

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防災用ウォータータンクで水を保存するのも災害時の備えになるでしょう。
防災用ウォータータンクは、一度に大容量の水を備蓄できることがメリットです。

デメリットとしては、大容量・ハードタイプのタンクは保管スペースが必要となる点や、重いので、持ち運びが難しいこと。
そのため、ウォータータンクを使用した水の備蓄には、保管スペースの広さ・備蓄する水の量に合わせたサイズを選ぶことが重要となってきます。

また、長期的に水を保管しておくと、タンクの劣化やひび割れすることも。
災害時でも使えるよう定期的な点検を心がけ、必要に応じて交換するという管理も必要です。

4.お風呂の浴槽で保存する

お風呂の浴槽は、一般的な住宅なら最も多くの水を備蓄できるスペース。

毎日お風呂を沸かす前に前日貯めておいた水を捨てるといったことを習慣にすれば、常に150~200Lほどの生活用水を備蓄することができるでしょう。

「毎日は難しい…」という方なら、台風や大地震後の余震に備えるためなど、ある程度予測可能な災害のときだけ貯めておくという選択肢もありますね。

ただし、この水量は一般的な浴槽の7割程度に注いだときのものになります。

浴槽に水を貯めておく際の注意点は、必ずフタを閉めること。
フタを閉めていないと、地震が起きた際に中の水が溢れ出てしまうためです。

地震の大きさにもよりますが、せっかく貯めておいた水が半分以上流れ出てしまう可能性も考えられます。

また、フタを閉めないと水面と空気の接触が増えて、水の腐敗の原因となるカビやホコリが侵入しやすくなりますので、なるべく清潔な状態の水を備蓄するためにも、必ずフタを閉めましょう。
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5.エコキュートで保存する

自宅に「エコキュート」を設置している場合、タンクに貯まっているお湯や水を生活用水として備えていることになります。

一般的に使われているエコキュートには、約370Lのお湯や水が貯められていて、意識しなくても生活用水を保存している状態だといえるでしょう。

また、エコキュートはお湯を沸かすために使う電気が少ない省エネ機器です。
太陽光発電と併せて設置すると、災害時の対策となるだけではなく、経済的にもなるようです。

6.トランクルームで保存する

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