キャリア教育にも！子どもに読ませたい、お仕事関係の絵本

「おおきくなったらなにになりたい？」と話しかけるような口調が優しくて、読みながら、子供にそのまま話しかけ、問いかけているようです。大きくなってなったら面白そうな職業が、いろいろ出てきます。あれはどう？　これはどう？　そして、最後の問いかけに我が子は何になりたい、と答えるでしょうか。
子供の頃は何かになりたい夢がたくさんありましたね。まさに夢があります。
将来の夢を描かせる優しい絵も、とても気に入っています。
小さな娘に読んであげなから、この子は大きくなってなにになるのでしょうね、と考えると、娘がとてもいとおしくなり、私自身も癒され、優しくなれます。

最初に登場する子供たちは小学３年生の設定だと思うのですが、私はいつも6年生の読み聞かせで使っています。個性あふれるともだちが20年経ってどんなふうに成長したかな？という内容です。つい最近、卒業間近の6年生に読み聞かせをして感想をもらいました。大人になって今のなりたいものになっているかどうかわからないけれど、自分もともだちも20年後どんな風になっているのか楽しみです。と言われました。絵本と今の自分たちを重ねることができる内容だと思います。

「大きくなったら、何になりたい？」、素朴だけど、子供にとっていま一番大切なこと。何になりたいか？、わからぬままに大きくなっても、ちょっとしたうれしいきっかけが、一生の仕事になったりする。大切なことは、ちょっとしたきっかけをつかむこと。それが、この絵本のエッセンス。しごとさがしって何だろう？　小さいうちから教えてあげたい。大きくなってから困らないように。

これはいいですね！
自分も幼いころにこういう本を読んでみたかったです！
中高生向けの職業の本は多いですが、幼児から読めるものはあまりないかも。
美容師、刑事、医師、コック、看護婦、漫画家、ケーキ屋、モデルという憧れのものから、
社長、会社員という突然抽象的表現かつ「リアル親の職業」みたいなものまで（笑）
28もの職業が紹介されています。

内容は本当のその職業の人に取材して書かれているのでリアルです。
厳しい・きつい側面まで隠さず書いてあるのがすごく好感が持てます。
例えば、花屋は寒いし重くてきついとか。
それぞれの職業の「どんな子が向いていますが」がとても興味深いです。