塩素系の食品ラップについては、サランラップのメーカー「旭化成ホームプロダクツ」の公式ホームページに、下記のような質問が掲載されています。
Q.「サランラップ®」を燃やすと、ダイオキシンが発生するというのは本当ですか?
A.ダイオキシンは「サランラップ®」に限らず塩素の入ったごみを300℃~500℃程度の低い温度で不完全燃焼させたときに発生する恐れがありますが、800℃以上で完全燃焼させれば問題ないといわれています。
したがって、使い終わった「サランラップ®」は家庭では燃やさず、プラスチックごみとして各自治体の定める方法に従って廃棄してください。
via uf-polywrap.com
自治体によりごみの分別方法は異なりますが、「サランラップ」「クレラップ」は「プラスチックごみ」に出しましょう。そうしないと、ダイオキシンが発生する恐れがあります。
なぜプラスチック製容器包装を分けるのですか?
プラスチック製容器包装は焼却すると、生ごみなどの150倍の温室効果ガス(CO2など)を出します。
分別することで、資源を再利用(リサイクル)できるだけでなく、CO2の削減に大きく貢献します。
「ポリラップ」は無添加なので、燃えるゴミでOKです。
捨てるときに面倒がありません。
捨てるときに面倒がありません。
ダイオキシン類の環境動態
ダイオキシン類は、主に物が燃焼することによって発生し、大気中に放出されます。そのダイオキシン類が、野山、田畑に拡散し、土壌や湖沼や海の底泥に蓄積します。この蓄積されたダイオキシン類が、魚介類や農作物へ暴露され人間の口に入ってしまいます。
ダイオキシン類にはどのような影響があるのか?
多量のばく露では、発がんを促進する作用、生殖機能、甲状腺機能及び免疫機能への影響があることが動物実験で報告されています。しかし、人に対しても同じような影響があるのかどうかはまだよくわかっていません。
via uf-polywrap.com
このように、ダイオキシンが人に影響を及ぼすかどうかはまだよくわかっていませんが、だからこそ心配です。
分からないというのは、あるかもしれないけどないかもしれない、ということなのですから。
分からないというのは、あるかもしれないけどないかもしれない、ということなのですから。