液体ミルクが日本で解禁
2018年、「液体ミルク」と呼ばれるアイテムが日本で解禁になりました。この液体ミルクとは乳児用液体ミルクのことなのですが、何のことだか知っていますか?子育て中のママやパパだけではなく、様々な人たちにしっておいてほしい、液体ミルクについてご紹介します。
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液体ミルクとは?
日本では赤ちゃんのためのミルクというと、粉ミルクを想像しますよね。ですが、海外では液体状のまま売られている液体ミルクがあるのです。半年から1年ほど保存ができるという液体ミルクなら粉ミルクのようにお湯で溶かしてから冷やすという手間がかからないので、日本でも外出時や災害時に役立つのでは?と言われてきました。
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日本では手に入らなかった液体ミルクですが、海外ではしっかりと普及しています。なかには、フィンランドのように液体ミルクの方が支持されている国もあるんです。
どうして日本では手に入らなかったの?
世界では広く普及している液体ミルクですが、なぜ日本では普及しなかったのでしょうか?それは、食品衛生法の中でも母乳の代わりとなるものは粉ミルクのみの基準が設定されていなかったからです。これが理由になって、国内メーカーでは液体ミルクを作ることもなかったのです。
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なぜ今注目が集まっているのか
今までは聞いたこともなかった人も多い液体ミルク。どうして注目されるようになったのでしょうか。最近では主婦としてだけではなく、仕事を続けているママも増えていたり、家事・育児を夫婦で分担しているケースも増えていますよね。そういった場合、手間のかからない液体ミルクなら、外出時や粉ミルクを作ったことがない家族が子どもの面倒を見るときなどにも役立つと言われています。
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また、度重なる災害を経て、手間のかからない液体ミルクの魅力に注目が集まりした。ミルク用のお湯が手に入らないときや、ストレスで母乳が出にくくなるおそれもある災害時には液体ミルクが活躍するのでは?と期待されているのです。熊本地震ではフィンランドの企業から液体ミルクが提供されたことも、液体ミルクの日本解禁に繋がったようです。