2022年5月19日 更新

子どもを乗せた自転車の事故を防ぐ!注意点を改めておさらいしましょう

この春から自転車に子どもを乗せて、保育園や幼稚園に送迎を始めた保護者の方も多いのではないでしょうか?子ども同乗中の自転車の事故は、継続的に繰り返し発生しています。自転車に子どもを乗せ慣れている方も、改めて注意点をおさらいしましょう。

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子ども乗せ自転車の事故が多発!!

東京消防庁によると、保護者が幼児用座席に子どもを乗せていたり、子どもだけを残して離れたりした際に自転車が転倒し、乳幼児がけがをする事故が多く発生しています。
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2016年〜20年の5年間では、自転車の幼児用座席から転落するなどして救急搬送された乳幼児(0〜5歳)は967人に上りました。

20年は136人で、そのうち1〜2歳が75人(55%)となりました。

ほとんどが軽傷でしたが、129人(95%)が顔や頭にけがを負っています。
特に4月から7月に救急搬送が増加傾向にあり、これは4月に新しく幼児用座席付自転車で子供を保育園や幼稚園、習い事などに送り迎えするママが増えることが要因とされています。
※幼児用座席付自転車の事故件数(平成23~28年/東京...

※幼児用座席付自転車の事故件数(平成23~28年/東京消防庁救急搬送データより)

年齢別にみると1、2歳が多くなっています。
1才のお誕生日が過ぎたあたりから、自転車の幼児用座席に乗せる場合が多いですよね。

まだ幼いので、転んだときにうまく受け身をとることが難しく、また体も小さい分受ける衝撃が大きいのが理由で、1、2歳が多くなっていると考えられます。

どんな時に事故が起きてしまうのか?

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ケガの約3割が停車中に起きています。走行中だけではありません。
ケガの原因

ケガの原因

転倒したときのケガが約6割を占めています。
子どもの事故防止に関する情報配信を行うTwitterアカウント「消費者庁 子どもを事故から守る!」(@caa_kodomo)では、幼児乗せ自転車の転倒事故に関する注意喚起の動画を投稿しています。

走行中だけでなく、駐輪場など停車中も注意してほしいとのことです。
投稿された動画では、保育園の駐輪場でお迎えに来た際の転倒事故の様子が撮影されています。
消費者庁 子どもを事故から守る! @caa_kodom...

消費者庁 子どもを事故から守る! @caa_kodomo ツイッター

【#幼児乗せ自転車 #転倒事故 に注意!】
走行中だけでなく停車中も転倒事故は発生!幼児乗せ自転車を安全に利用するために、乗せる前にヘルメット・ベルトの装着、車道と歩道の段差の乗り越えに特に注意!停車中は幼児からは目を離さず、前座席は後乗せ、先降ろしを!

◆子どもを乗せて停車するときに注意することは?

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