2016年8月22日 更新

災害時に足りないと感じた食材1位は野菜!食料備蓄に野菜を取り入れる工夫

阪神・淡路大震災、東日本大震災の経験から災害後の食生活で野菜が不足しがちになることが分かってきました。野菜不足により便秘など体調不良を起こす人も多かったんだとか。そこで、災害に備えた食料備蓄に野菜を取り入れるコツをご紹介します!

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災害時はライフラインが停止することがあります。
災害時の防災品として備蓄食品を購入する時は、ライフラインの復旧を見越して、
その復旧段階に応じた備蓄食品を購入し備えることが大切となります。
時系列で考える周辺の食環境に適した備蓄プラン

時系列で考える周辺の食環境に適した備蓄プラン

周囲の食環境の変化に合わせて、野菜を次の3段階で計画的に備蓄することをお勧めします。

発災から一週間はレトルト食品や缶詰を活用

災害の発生直後から一週間はライフラインの寸断が予想されるため、水や燃料を使わずにそのまま食べられる缶詰やレトルト、野菜ジュースなどが重宝します。

災害時の食料備蓄の量の目安としては、最低3日、できれば一週間分が望ましいとされています。
家族の人数×3食×7日分で考えてみましょう。

ライフラインが落ち着いてきたら備蓄の野菜も取り入れて

支援物資が届き始めたり、ライフラインが徐々に復旧する発災から一週間以降は、電気、ガス、水道と使える手段が増えるにつれて調理がしやすくなるので、日持ちする根菜類や乾物を使って食事を作ることができるようになります。

スーパーなどが再開しても物資が不足することが考えられるので、調味料、日持ちする野菜、乾物などふだん使う食材は日ごろから多めに買っておけば、いざという時の備えになるでしょう。
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