しまいっぱなしの非常食。消費期限は大丈夫?
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非常食に関する常識と聞かれれば、多くの人が「3年、5年と長期保存の効く食糧を大量に買い込み保存しておく」と答えるのではないでしょうか。
このような方法を実践した場合に、「気が付いたら非常食の消費期限が大幅に過ぎていて全て廃棄した」とか「消費期限が来月に迫っていて毎日のように缶詰や乾パンを食べざるを得なかった」という失敗が起こりがちです。
新しい食品の備蓄方法“ローリングストック法”
ローリングストック法は、言葉の通り、ストック(備蓄)をローリング(回転)すること。備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
全く新しい「非常食」の備蓄法「ローリングストック法」という考え方です。この方法は画期的で、前述の3年、5年といった長期保存が効く缶詰や乾パンに代表される非常食を、その期間まで食べずに置いておくという考え方ではなく、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食が備蓄されているという、まさにその名の通り「食べ回しながら備蓄する」という方法なのです。
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その結果、これまで常識だった3年、5年持つことが前提となっていた非常食の考え方が根本から覆り、『非常食は1年持てば十分』ということになります。
一般的に、非常時のために備蓄しておく食品は、賞味期限が3~5年。水や熱源なしで、そのまま食べられるものが主流です。賞味期限が3年以上のものとなると、かなり限られた範囲の中から食品を選ばなければなりません。しかし1年以内でもいいとなると、今日の食品加工技術をもってすれば選択の幅はかなり広がります。レトルトやフリーズドライ、缶詰などなど…。
飲料水の備蓄もローリングストック法がおすすめ
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水の備蓄の目安は、1日:3L×3日分×家族人数分。4人家族なら36Lとかなりカサバリますが、こちらも定期的に消化して1年で入れ替わるようにすると、市販の飲料水で備蓄可能です(市販の水も賞味期限は1年です)。
さらに、「非常食」を食べた日の週末あたりに、食べてしまった1食分を買い足し、備蓄に加えます。この家族で決めたルールを守って、月1回の「非常食ごはん」の日を繰り返していくと、ちょうど1年で用意した非常食12食分がすべて入れ替わることになります。