備蓄食料のススメ
via www.maff.go.jp
備蓄食料と非常食の違い
「食料備蓄」と「非常食の準備」は異なる「備え・防災」です。危機や災害に備えて食べ物を準備しておく、という動機と行為は同じですが、その目的と内容には大きな違いがあります。これを混同して対策を行ってしまうと、いざ本番となった際に困ることになりますので、切り分けが必要です。
食糧備蓄
「食料備蓄」では、長期にわたって食べ物の入手ができなくなる事態を想定して、大量の食べ物を備蓄します。この際に用意する食料は、普段の食事とあまり変わらないものが中心となり、また比較的多くの量の食料を備蓄することになります。新型インフルエンザや、テロ・戦争、ハイパーインフレなどの災害が対象となります。
非常食
「非常食の準備」では、短期的に食べ物の入手ができなくなるものの、それが一時的であることが分かっている様な事態に備えます。この際には、持ち運びがしやすい様に軽量でかさばらず、体積あたりのカロリー量が多い食べ物を中心に、最低限の量を揃えます。地震や津波、噴火などからの一時避難が対象となります。
避難用の食糧備蓄
避難用の食料備蓄は1週間程度を見越した非常用の食料です。地震やその他災害に被災をした際の、短期における避難所生活での利用が対象となります。
1~2週間程度なら備蓄食料で乗り切れる
新型インフルエンザ、原子力発電所事故や核兵器による核汚染、大規模噴火の降灰など、一時的に自宅へ引きこもる必要がある際の食糧です。普段の食事に近い食べ物を備えます。
地震や災害時にだけ備蓄食料が必要になるわけではありません。
インフルエンザ流行時や大雪で買い物に出かけられない時にも備蓄食料は役に立つんですよ。
インフルエンザ流行時や大雪で買い物に出かけられない時にも備蓄食料は役に立つんですよ。