2019年7月11日 更新

台風や集中豪雨が引き起こす「水害」に備える! 情報の集め方と避難方法

台風や集中豪雨などが気になる季節です。その時の情報の集め方や避難の方法を知っていますか。 ハザードマップ、大雨警報・注意報、洪水警報・注意報、指定河川洪水予報などに気を付けるために少し勉強しておきましょう。

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浸水深が3.0m以上になってくると2階に住んでいる人でも浸水の恐れが出てきます。たとえ上層階に住んでいたとしても、水が引くのに時間がかかってしまうので、事前に安全な場所に避難できないか考える必要があります。
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浸水時の車の走行はどうなるのでしょうか?避難するときについつい車で速く移動したいと考えてしまいますが、浸水時は特に注意が必要です。浸水が10㎝くらいまでなら車の走行には問題がないそうです。しかし、10~30㎝の時点でブレーキの機能が低下、30~50cmでエンジンが停止してしまいます。50㎝以上になってしまうと、車が浮いて流されたり、車の中に閉じ込められることもあるんです。

情報収集が大事!基本の言葉をチェック

水害から身を守るために情報収集が重要になります。テレビやラジオなどから聞こえてくる警報や注意報の意味をしっかりと理解しておきましょう。
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警報と注意報のちがい

警報や注意報という言葉はよく耳にしますよね。でもこの二つの区別がしっかりできている人って意外に少ないのかもしれません。そこで、警報と注意報について今一度確認しておきましょう。
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注意報

注意報とは、大雨や防風などの自然災害が発生する可能性があるときに、注意喚起のために発表されます。今すぐ災害が起こるわけではないけれど、いつ起きてもおかしくないという意味になりますね。
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警報

警報は注意報よりもさらに深刻な被害の危険性が考えられるときに発表されます。注意報があとから警報になることも多いので、より気をつけなければいけないということがわかりますね。
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