もし、設定温度になるまでの間に手動で弱運転などにしてしまうと、時間がかかりすぎて余計に電気代が高くつくそうです。
冷房なら風向きは水平に
夏場のエアコン(冷房)は風向きを水平にするのがポイント。冷たい空気は下の方にたまりやすい性質があるので、ムラなく冷房をいきわたらせるために水平に設定します。
暖房なら下向きに
冬場にエアコンを暖房で使用するときは、風向きが下を向くようにします。温かい空気は天井付近にたまってしまうので、下を向けるのがおすすめです。
冷房と除湿なら冷房のほうがお得!?
湿度が高いときには冷房ではなく「除湿」としてエアコンを使っている人もいますよね。除湿のほうがちょっと消費電力が小さいのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、これは間違いです。
基本的に、冷房と除湿は設定温度さえ一緒であれば、消費電力に差は出ません。しかし、一部のエアコンでは、除湿時に再熱除湿という方法をつかっています。これは、温度低下による除湿で室内温度が下がりすぎてしまわないように空気を温める方法。これを採用しているエアコンだと、除湿のほうが冷房よりも消費電力が大きくなってしまいます。
スイッチを触りすぎない
エアコンは電源を頻繁に入れたり切ったりすることで大きく電力を消費してしまいます。そこで、不必要なオンとオフをやめれば電気代も抑えられます。
具体的にどのくらいの時間はつけっぱなしにしておいた方がいいのでしょうか?調査によると、昼間(9時から夕方6時くらい)は35分間が目安。30分以内にさっと帰ってくる用事の場合は、エアコンをつけたままのほうがいいかもしれません。