日本人の履物の変化
日本で洋式の靴が履かれるようになったのは、江戸時代末期から明治時代初期の頃だそうです。
日本は家に出入りする時に履物を脱ぐ習慣があります。脱ぎやすく履きやすいものが便利です。また、日本は湿気の多い国です。足を覆う靴よりも解放されている方が衛生的に良かったのでしょう。草履、雪駄、下駄などの履物が使われていました。
江戸時代末期から明治時代の初期の頃にから靴が履かれるようになりました。昭和の初期は、一般には草履を履いていたようです。
戦後、しばらくしてから今のような足を覆う靴が主流になりました。
戦後、しばらくしてから今のような足を覆う靴が主流になりました。
履物の変化による足の変化
足の研究で有名な平澤弥一郎先生という方が20年以上前にこんなことを言っています。
「日本人の重心が年々後退しこのままで行くとまともに立てなくなるだろう」
草履を履くと足の指を使います。これが足の健康や、重心を適正に保つのに良かったのです。しかし、現代は、靴を履くことが習慣になりました。これによって足の指を使わなくなり、歩き方が変わり、体にも変化が現れてきたのです。
「日本人の重心が年々後退しこのままで行くとまともに立てなくなるだろう」
草履を履くと足の指を使います。これが足の健康や、重心を適正に保つのに良かったのです。しかし、現代は、靴を履くことが習慣になりました。これによって足の指を使わなくなり、歩き方が変わり、体にも変化が現れてきたのです。
引用
* 1980年から2000年にかけての20年間で、幼児期(年長児)の1趾以上の浮き趾数が約5%から50%以上へと急激に増加した。
* 学童期(小学校4~6年生、男女)において、浮き趾の認められた対象は全体の約20~25%であり、接地不十分な例を含めると、約65~80%にも及ぶ。
* 健常成人155名(16~49歳、男女)を対象として足趾接地状況を調査し、両側のいずれかの趾における接地不十分な例は男性で約66%、女性で約76%確認できた。
* 健常成人95名(23.6±2.7歳、女性のみ)の内、浮き趾群に属したのは約28%であり、不完全な接地も含めると約60%以上になる。
足のサポートクッション性 歩くクッション靴下さんからの引用です。
靴を履くようになってから、立った時に足の指が床につかない、浮き趾🟰浮き指 が見られるようになった報告がまとめられています。
靴を履くようになってから、立った時に足の指が床につかない、浮き趾🟰浮き指 が見られるようになった報告がまとめられています。
浮き趾とは
浮き趾(うきゆび)とは。立つときや歩く時に、足の指が床につかない状態のことを言います。
足の指が床につかないと言うことは重心が後ろにかかると言うことですね。
重心が後ろに下がると、膝が曲がり、肩が前に出て、猫背になりやすいです。
足の指が床につかないと言うことは重心が後ろにかかると言うことですね。
重心が後ろに下がると、膝が曲がり、肩が前に出て、猫背になりやすいです。
猫背になりと、姿勢が悪くなり、肩こり、頭痛、などの症状を引き起こしたり、外反母趾等の足の健康を損ねることがあります。
足の浮指の判断方法
足の浮き指の簡単な判断方法がありましたので載せておきます。
via mirai-iryou.com
座った状態で、第2から5指の指先に紙を入れる
全く入らない......正常
スカスカ入る.....浮き指
浮き指の場合は、足指先に特に抵抗を感じる事なく(紙が折れ曲がったり、めくれたりする事なく)スッと足指の裏に紙が入っていきます。