どうしたらいい？災害時の子どものアレルギー疾患対応

災害が起こった時、何らかの病気を持たれている方々は、より辛い思いをされることが多いのではないでしょうか。日頃から災害に備えて、アレルギー（喘息・アトピー・食物）の子どもたちのケアに、こちらの情報をご活用いただければ幸いです。

アトピー性皮膚炎のお子さんへの対応

日常と異なった生活環境で皮膚を良い状態に保つことは、とても困難。

シャワーができない時は、暑すぎない程度のお湯でタオルを濡らし、優しく拭いてあげましょう。

！注意！市販のウエットティッシュやおしりふきは、香料やアルコール、その他の添加物等で肌が荒れることがあります。
肌の一部で試し、荒れないことを確認してから使いましょう。

◆塗り薬は同程度～強めのものがおすすめ

皮膚炎が悪化しやすくなっているため、普段と同程度か、若干強めのステロイド入りの塗り薬を使用してみてもいいかもしれません。

保湿薬は、市販品でも代用可能です。

！注意！市販の保湿薬は肌に合わないことも考えられますので、初めて使用するときには、肌の一部で必ず試してから使いましょう。

via atopy-fine.jp

◆ストレスや体調不良が原因で、かゆみがひどくなることも。

かゆがる部分を、冷たいタオルで冷やしたり、遊びに集中させて気をそらしてあげたりと、一時的ではありますが、かゆみが和らぐことがあります。

皮膚炎がひどいときには、ステロイド入りの塗り薬をしっかりと使用してあげましょう。

！注意！濡れたタオルを長時間肌に直接当てると、体が冷えすぎてしまうことがあります。気を付けましょう。