2016年7月12日 更新

食中毒を防ぐには菌を「つけない」、「増やさない」。傷みにくいお弁当作りのコツ

高温多湿になる梅雨から夏場はお弁当も傷みやすくなります。あなたはお弁当の食中毒対策していますか?お弁当の傷みや食中毒を防ぐには菌を「つけない」、「増やさない」ことが大切です。傷みにくいお弁当を作るコツを押さえて食中毒を防ぎましょう!

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お弁当の食中毒対策してますか?

ひと手間が重要!夏場でも腐りにくいお弁当作りのポイント6つ - WooRis(ウーリス) (2391)

食中毒が気になる梅雨から夏の時期。
傷みにくいお弁当を作るためには、どんなことに気をつけたらいいのでしょう?

【お弁当を作る前】手やお弁当箱をキレイに洗う

手をよく洗いましょう。食中毒予防の基本中の基本です。
・調理器具、お弁当箱もきれいに洗いましょう。ふたのパッキン部分は汚れが残りやすいところなので、分解してきれいに洗いましょう。
・洗った後はふせて自然乾燥するか、清潔なふきんでしっかり拭きましょう。
アルコールやお酢で弁当箱を殺菌するのも有効

アルコールやお酢で弁当箱を殺菌するのも有効

食品に付着しても大丈夫な「アルコール殺菌スプレー」がドラッグストアなどで市販されています。洗ってよく乾燥されたお弁当箱に吹き付けてから詰めると、傷みにくくなる効果がアップします。

また、よく絞ったふきんに少量のお酢をつけて、お弁当箱を拭いて使用しても、スプレー同様にお弁当が傷みにくくなります。

【調理中】水気の出るおかずは避ける

生ものは傷みやすいので避ける人が多いと思いますが、火を通したものでも、水分が多ければ傷みが早くなります。煮物も、しっかり水分を飛ばしましょう。ゆで野菜はペーパータオルなどを使ってしっかり水気を切るようにしてください。
お弁当:星空を眺めよう・・:So-net blog (2402)

夏場は生野菜などの、水分を含んだものは避けた方が良いでしょう。おかず同士の仕切りにレタスなどを使うと、おかずの塩分でレタスから水分が出て細菌の繁殖を助けてしますので、注意してください。
彩りにと人気のあるプチトマトも、ヘタの部分に細菌が繁殖しやすいので、夏場にはおすすめできません。

【調理中】おかずはよく加熱する

食中毒の菌は殆どが熱に弱く、しっかり加熱してあげると死にます。
目安としては75度で1分間以上加熱してあげてください。

食品の中心部までしっかりと熱を与えてくださいね。
ハンバーグやから揚げ、冷凍食品などは中心までよく加熱しましょう。卵焼きもよく火を通しましょう。
加工食品も再加熱しましょう!

加工食品も再加熱しましょう!

スーパーの冷蔵コーナーにおかれている、ハムやソーセージ、魚肉加工食品は暑い季節のお弁当には要注意の食材です。「要冷蔵」と表記されているものといえば、わかりやすいでしょう。

こういった食材はそのままお弁当に詰めず、炒めたり煮たりして、再加熱してからお弁当に入れましょう。
前日に作り置きしておいたおかず等は、作って長時間たっているので再加熱してあげてください。
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