ひな人形を飾ると、冬の寒々とした家の中が一気に華やかになりますよね。年を重ねても女性にとって ひな人形は何か特別なもの。見るだけで心が優しくなります。
ひな祭りやひな人形の由来とは?
女の子の成長をお祝いするお祭りと認識しているひな祭りですが、どんな由来があるのでしょうか。
調べてみるとひな祭りやひな人形にはたくさんの言い伝えがありました。
代表的なのが、厄除けの行事と人形遊びから誕生した説です。
ん~伝統行事はやはり歴史があり過ぎますね。
調べてみるとひな祭りやひな人形にはたくさんの言い伝えがありました。
代表的なのが、厄除けの行事と人形遊びから誕生した説です。
ん~伝統行事はやはり歴史があり過ぎますね。
●厄除けの行事と人形遊びから誕生した説
「流し雛」
むかしむかし中国から厄除けの風習が伝わりました。それは紙や草、ワラで作った人形を自分の身代わりに川へ流すことで厄払いになるという行事。これは老若男女すべての人が行っていた厄払いとのことです。
「ひいな遊び」
むかしむかしの女の子も「ひいな遊び」というお人形遊びが大好きでした。初めは紙で作った人形でしたが、徐々に世の中の技術も進み木目込み人形やままごとのお道具などが作られるようになっていくそうです。
この女の子の「ひいな遊び」が厄除けの人形を流す風習と合わさり「流し雛」→「ひな祭り」と時代とともに、女の子の無病息災を願う日本の伝統行事になったということです。
「流し雛」
むかしむかし中国から厄除けの風習が伝わりました。それは紙や草、ワラで作った人形を自分の身代わりに川へ流すことで厄払いになるという行事。これは老若男女すべての人が行っていた厄払いとのことです。
「ひいな遊び」
むかしむかしの女の子も「ひいな遊び」というお人形遊びが大好きでした。初めは紙で作った人形でしたが、徐々に世の中の技術も進み木目込み人形やままごとのお道具などが作られるようになっていくそうです。
この女の子の「ひいな遊び」が厄除けの人形を流す風習と合わさり「流し雛」→「ひな祭り」と時代とともに、女の子の無病息災を願う日本の伝統行事になったということです。
流し雛は今でも奈良県や鳥取県で風習が残っている地方があるそうです。
ひな祭りの由来を知るには、2つの話を説明する必要があります。
まず1つ目の話は、「上巳の節句」についてです。上巳の節句とは中国から伝わった五節句の一つで、三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れ(けがれ)を移し、それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習がありました。
また一方、貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、今で言うところの「おままごと」が流行っていました。これを「ひいな遊び」と言うのですが、このひいな遊びと川に流す人形(ひとがた)が結びついて「流し雛」が誕生しました。
さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで川に流すのではなく家で飾るように変化していきました
ひな祭りの元となっている上巳の節句では、特に女の子のための日という概念はなく、男女共通の行事として厄払いや邪気祓いが行われていました。
しかし江戸幕府は、それまで日付が変動していた上巳の節句を三月三日と定め、さらにひな人形を飾ることから、この日を女の子の日と決めたのです。
こうしたことから、ひな祭りとは単なるお祭りではなく、女の子の健やかな成長や幸せを願う日と変化していき、今のひな祭りとなっていったのです。
ひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形(ひとがた)や流し雛の風習の通り、お雛様に女の子の穢れ(けがれ)を移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。
●ひな人形は大切なわが子を守ってくださる『お守り』
ひな人形がわが子の身を守ってくださるなんて、人形がいとおしく感じられます。
この事を7歳の女の子と、5歳の男の子に話したら、「どうぞ元気に過ごせますように」と雛飾りの前で手を合わせていました。
ひな人形がわが子の身を守ってくださるなんて、人形がいとおしく感じられます。
この事を7歳の女の子と、5歳の男の子に話したら、「どうぞ元気に過ごせますように」と雛飾りの前で手を合わせていました。
最近は住宅事情とかもあり、七段飾りを堂々と飾る家が減少しているそうです。ショーケースに入ったコンパクトなものが主流になってきたとか。お店では可愛いらしいひな人形の置物もたくさん目にしますし、子供たちが保育所や幼稚園で作ってくる作品をアレンジして飾ってあげても素敵ですよね。
ひな祭りになぜ桃の花を飾るの?桃の節句と呼ばれるのはなぜ?
via horti.jp
3月3日は「上巳(じょうみ・じょうし)の日」。これは古代中国の陰暦に従ったものですが、現在の暦で言うと3月末から4月中旬にあたります。この時期は梅が咲き終わり、ちょうど桃の花が咲く頃だったのです。春の訪れと共に咲き、春の季語でもある桃の花にちなんで、 上巳の日は別名「桃の節句」と呼ばれるようになりました。桃の花が咲き誇る「花盛り」の時期、愛らしい女の子のお祭りにピッタリな花です。
桃の花は美しいだけではなく、厄払いや魔除け、長寿をもたらす力も持っているといわれています。桃が持つ不思議な力によって人々が救われたという数多くの伝説からも、そのパワーの強さがわかります。このような理由から、生命力の象徴ともいえる桃をひな祭りに飾る習慣が続いているのです。
桃は百歳、”ももとせ” まで生きましょうという縁起物でもありますよね。
邪気をはらう力があることから雛飾りには厄除けの桃の花を飾るんですね。
桃の花ことばは ゛天下無敵゛ だそうです!
だから、鬼退治をするあの男の子は 「桃太郎」 という説も・・・なるほど!
邪気をはらう力があることから雛飾りには厄除けの桃の花を飾るんですね。
桃の花ことばは ゛天下無敵゛ だそうです!
だから、鬼退治をするあの男の子は 「桃太郎」 という説も・・・なるほど!
via www.iziz.co.jp
一般的にはお内裏様を左、お雛様を右に飾りますが、京都では古来のまま逆に配置するそうなんです。