2017年2月13日 更新

ひな祭り。古来より❀桃の節句❀とも呼ばれる女の子のお祭りにはどんな由来があるのでしょう?

日本の伝統行事の一つ、ひな祭り。わが子の幸せを思うお父さん、お母さん。孫の成長を楽しみに思うおじいさん、おばあさん。それぞれがたくさんの思いをこめてお祝いします。ひな祭りにはどんな由来があるのでしょうか?

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ひな人形の由来がほんわか描かれた紙芝居

小さな子に由来をお話しするのは少し難しいですね。そんな時は読み聞かせなどで教えてあげるのもいいですね。
紙芝居 『なぜ、おひなさまをかざるの?』 (対象:3歳...

紙芝居 『なぜ、おひなさまをかざるの?』 (対象:3歳~小学校低学年)

もうすぐひなまつり。ウサコもおひなさまをだしました。
でも、なぜ、おひなさまをかざるの? ウサコがみんなにきいてみると…。

こちらのお話は紙芝居でしか発行されていません。
紙芝居は絵本と違って手に入りにくいイメージですが、本屋さんで取寄せてもらったり、通販でも購入できます。図書館にもあるかと思います。
病気や悪いことは、お雛様が身代わりになってくれることを教えてくれるお話しです。

かわいい動物たちが登場人物。
主人公のウサコは「なぜおひなさまを飾るの?」とみんなに聞いて回ります。お母さんは「昔からの決まり!」と、あっさり返答します。かっぱちゃんは短冊に願い事を書いてお雛様にお願い事を・・・・あれ?.
やまんばに流し雛の話を教わり、大切なひな人形を川に流そうとしますが・・・
最後は紙で作った人形を川にを流して本当の意味を知るのです。

ひな人形を飾る時期はいつ?

ひな人形は、立春の日から2月中旬頃までに飾るといいとされています。
我家では節分を済ませ、最初の大安や友引のお天気の良い日と決めています。
3月3日の前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされているので気をつけましょう。

ひな人形を飾りながら、おひな祭りはどうしてするのかを子供たちに教えてあげてくださいね。

しまうのが遅れるとお嫁に行けないといいますが・・・

やっぱりこれはあくまでも迷信でした! 可愛いわが子が素敵な女性になって、幸せな一生を送ってほしいという気持ちが込められているのでしょう。

3月3日が終わったらすぐ片づけますという人が多いと思います。
片付ける時期は、3月6日ごろの「啓蟄の日」(けいちつのひ)から春分の日までの期間で、暖かく湿気のない日がよいそうです。
※「啓蟄の日」とは、暖かくなり虫たちも土の中から顔をのぞかせる時期のことです。今年は3月5日です。

地方によっては旧暦の4月3日まで飾るところもあるみたいですよ。
【理由その1:厄払い説】
雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられたのです。

【理由その2:しつけ説】
雛人形はいつまでも眺めていたいものですし、いざ片付けるとなると面倒でしょう。しかし、片付けも満足にできないようではきちんとした女性になれず、いいお嫁さんにもなれません。そこで、「お雛さまを早くしまわないと嫁に行き遅れますよ」と言ってしつけました。

【理由その3:結婚象徴説】
早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」。雛人形は婚礼の様子を表しているので、飾る時期を娘の結婚になぞらえています。

子供たちの幸せを願う気持ちはいつの世も同じ

ひな祭りをはじめ五月には端午の節句もあります。近年いろいろと世の中は簡素化ですが、たとえ ささやかであっても子供たちの健やかな成長を願う行事はこれかもら大切にして行きたいですね。
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