2017年2月8日 更新

食品の冷蔵・冷凍保存方法やそれにまつわる豆知識をまとめてみました♬

食材は安い時にまとめて買っておきたいものですよね。でも、特に野菜なんかはどうやって使い切ればいいんだろう。と悩むこともしばしば。下ごしらえもかねての保存なら、時短にも一役買ってくれます。

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なす
< 前処理 >皮をむいて4~5cmの長さで8つ割りに。
水にさらしてあくを抜き、3~4分ゆでて水分を絞ってから冷凍しましょう。
< 解凍後 >自然解凍した後、だしじょうゆや中華たれとあえたり、凍ったままだしで煮て煮びたしにしましょう。

大根
< 前処理 >1~2mmの厚さのいちょう切りやせん切りにし、生のまま冷凍可能です。
水分が多い場合は、水気をしっかり拭きましょう。
大根おろしの場合、ざるにあげてよく水分を切り、一回分ずつラップにくるんで冷凍しましょう。
< 解凍後 >凍ったままスープや味噌汁、煮物などの煮汁へ。
自然解凍語に水気をしぼり、即席漬け風やキムチ和えにしましょう。
大根おろしは自然解凍後、焼き魚の付け合せにしたり、きのこや油揚げなどのおろしあえや、揚げ出し豆腐に添えても。

大根の葉
< 前処理 >泥汚れなどを流水でよく洗い、1~2cmの長さにざく切りにしましょう。
水気をよくふき取り、冷凍保存袋に入れて冷凍しましょう。
< 解凍後 >凍ったままスープや味噌汁、炒め物にしましょう。
自然解凍して水気を絞り、和え物やチャーハンに使うのもいいでしょう。
夏の完熟トマトはたくさんある時、湯むきをして、ザクザク切ってオリーブオイルで炒めて半分位になるまで煮詰めておきます。簡単トマトソースです。これもジッパー付きの袋にいれて冷凍しておくと、ハッシュドビーフやミネストローネなど、冬にもトマトの栄養が取れます。炒めるときにニンニクを適量入れるとよりいいですね。
肉類の保存方法

肉類の保存方法

○肉類(ひき肉や細切れ肉)
【冷蔵する場合】
ひき肉や細切れ肉はドリップ(肉から出た汁)を取り除き肉の表面の水分も取ります。ラップやジッパー付きの袋などに入れ、できるだけ空気に触れないようにします。冷蔵庫のチルド室かパーシャル室で保存します。冷蔵庫で保存する場合は傷みやすいので早めに使いましょう。
【冷凍する場合】
冷凍保存する場合は、冷凍庫の中にアルミ板や金属製のトレーやバットなどを入れて冷やしておきます。ひき肉や細切れ肉のドリップを取り除き、肉についている水分も適度に拭き取ります。まとめてフリージングパックに入れて平らにするか、ラップで小分けにします。まとめて入れた場合は冷凍後に分けやすいように箸などで分け目を付けておくと便利です。冷凍庫で冷やしておいたアルミ板や金属製のトレーやバットの上におき冷凍します。上からもアルミ板や凍った保冷剤などをおいて早く凍らせると、美味しさを保つことができます。凍ったらフリージングパックなどに入れ密閉し冷凍庫で保存します。
ひき肉は基本、買ったその日に使った方がいいですね。使わない時は、生姜のみじん切り・ニンニクのみじん切りとごま油で炒めて、醤油で味付けしてから冷蔵庫に保存しておくと、オムレツの具にしたり、マーボー豆腐やミートソースに使えますよ。
【鶏肉(胸、もも、ささみ)、魚の切り身】

鶏肉や魚の切り身はドリップ(肉や魚から出た汁)を取り除き、肉や魚についているドリップも適度に拭き取りラップで肉が空気に触れないように包み、ジッパー付きの袋に入れ冷蔵庫のチルド室かパーシャル室に入れて保存します。

冷凍する場合はドリップ(肉や魚から出た汁)を取り除き、肉や魚についているドリップも適度に拭き取ったらラップで肉や魚が空気に触れないように包みできるだけ平らな状態にします。冷凍庫で冷やしたアルミ板や金属製のトレーやバット等を使用して冷凍をします。上からもアルミ板や凍った保冷剤等で冷やすとさらに早く凍らすことができます。凍ったらフリージングパックなど密閉できる袋に入れて冷凍庫で保存します。冷凍し始めたら冷凍庫の開け閉めも極力控えましょう。

【魚の干物】

魚の干物は一枚ずつラップでできるだけ空気を抜いて包みます。何枚かまとめてジッパー付きの袋に入れ密閉し、冷蔵庫のチルド室かパーシャル室で保存します。

冷凍する場合は1枚ずつラップで包み、冷凍庫で冷えたアルミ板や金属製のバットやトレーの上で冷凍します。凍ったらフリージングパックに入れ密閉し、冷凍庫で保存します。

粕床に漬けこんでおいしく保存!

粕床の作り方

粕床の作り方

酒粕にみそや塩などを合わせて作る粕床は、魚介類に野菜にいろいろと漬け込むことができます。

なかなか毎日漬け込むこともできないので、数回使った後はタッパーごと冷凍、そうすれば何度か利用でき、漬け込む回数などにもよりますが、数か月から1年くらいは美味しく食べることができます!

★粕床の材料(作りやすい分量)

•酒粕 … 500g
•みそ … 50g
•砂糖 … 大さじ5
•酒 … 50~100ml
•塩 … 大さじ1
*酒粕の硬さがものによってまちまちなので、酒の分量だけ幅をもたせています。調整しながら加えるとよいです。
※もちろん香りのよい美味しい酒粕で作るのがいちばんです!よい酒粕を見つけたら冷凍もできるので買ってしまいましょう!

1.今回の酒粕は、そのままの状態で調味料を混ぜ合わせることができる硬さだったので、 ボウルに酒以外の材料をすべて合わせてはじめにしっかり混ぜ合わせました。手でもみ込むように混ぜたり、時には手をグーにして押し混ぜたりしてしっかり混ぜます。
もし酒粕自体が硬くて混ぜにくいときは、はじめに酒を加えて少し置き、やわらかくしてから混ぜるか、さらには耐熱容器に酒と合わせて少しだけレンジであたためるなどすると混ぜやすくなります。
調味料が混ざったら最後に酒を加えます。 ここではみそよりも少しゆるいくらいの硬さにしてあげます(ちなみに私は今回70mlの酒を使いました)。 それから保存容器に作った粕床を入れ、冷蔵庫で保存します。
【漬け方】
•野菜を漬ける時は、ぬか漬けなどと同じように野菜に塩をさっとすり込んでから漬けます。
•魚の切り身や肉を漬けるときは、塩をしてしばらくなじませ、できてた水気をふき取ってから漬けます。
•粕床を使わないときは保存容器ごと冷凍保存し、使うときに冷蔵庫で自然解凍してから漬け込むと、長い期間使うことができます。
•「加熱して食べる魚や肉」と「生で食べる野菜」の粕床を一緒にできるかどうかなのですが、私個人としては別のほうがより衛生的でいいと思うので、別々に漬け込むようにしています。
★酒粕の効能はここがスゴイ!
•たんぱく質が体の代謝を促進させ、細菌などへの抵抗力を作る!
•ビタミンB¹は糖質をエネルギーに変えるためのパワーの源!
•ビタミンB²は皮膚の粘膜を健康に保つ美容のビタミン!
•ビタミンB⁶は髪の毛や皮膚などの成長を促し、神経の働きを正常にする!
•パントテン酸は肥満予防や免疫力を向上させ、美肌を健康維持させる!
•食物繊維は腸内の掃除係。老廃物を体外へ排出する!
※ご注意して欲しいこと
酒粕でも、アルコール分が入ってます。アルコールのダメな方、お子さんには食べさせないようにした方がいいですね。

友人に勧められたのですが、酒粕パックをすると肌が白くなるそうです。作り方は、酒粕を精製水で溶いて、顔に塗るだけだそうです。今度酒粕を見つけたらやってみようかと思っています。
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