袋入りカット野菜を活用しよう！お手軽なカット野菜を使ったレシピあれこれご紹介します

佐藤秀美先生（日本獣医生命科学大学）によれば、カット野菜の栄養成分はそれほど落ちることはないそうです。

日本食品分析センターで測定した所――
•食物繊維　…　キャベツ（丸）＝2.9g　カットキャベツ＝2.1g
•ビタミンC　…　キャベツ（丸）＝30mg　カットキャベツ＝22mg
•カルシウム　…　キャベツ（丸）＝46.4mg　カットキャベツ＝35.1mg
•カリウム　…　キャベツ（丸）＝240mg　カットキャベツ＝130mg

と、意外に落ちていませんでした。「カット野菜」に栄養はほとんどないという噂はどうやら「都市伝説」だったようです…。

カット野菜の保管には「冷蔵室」がオススメです。
温度が低いチルド室や冷凍室では凍ってしまいますし、野菜室では温度が高すぎます。
ただし、基本は買ってすぐに食べること。
カット野菜は食中毒を防ぐための殺菌はしていますが、保存料は入っていません。温度が高く時間が経つほどに野菜の断面などに菌が繁殖や変色したりするリスクがあります。

カット野菜をそのままサラダで食べる場合は、カット野菜と異なる歯応えの食材（スライスアーモンド、さきいか、オリーブの実、さいの目に切ったチーズやピクルスなど）を入れると食感が楽しめるそう。
　また加熱するとボリュームが減って食べやすくなるため、食パンにカット野菜を敷き、その上に溶けるチーズをのせてオーブンで焼くと、忙しい朝もパンと野菜が同時に取れて効率的。「スープに入れる」「肉と炒める」「ラーメンの具にする」「焼きうどんや焼きそばに入れる」などの使い方もできます。